新車250万円! ホンダ「“イチバン安い”フリード」がスゴい! でもトヨタ「シエンタ」最安モデルより「40万円以上」高い!? ちょっと値段アップも「狙い目」な理由とは
2024年6月にデビューしたホンダの主力コンパクトミニバン「フリード」。ターゲットのファミリー層を中心に、人気モデルとなっていますが、もっとも安いベースグレードでも満足できるのでしょうか。
「最廉価」でも満足度高い! ベーシックな「フリード」の魅力とは
第45回「2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー」にも選出されるなど、評価の高いホンダの最新コンパクトミニバン「フリード」。
もっとも安いグレードは、約250万円(価格は消費税込み、以下同)から設定されていますが、上位グレードと比べてどのような点が異なるのでしょうか。
![フリード最安グレードは「買い」!?[写真は「フリード AIR e:HEV」]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/02/20250203_HONDA_FREED_AIR_000.jpg?v=1738573008)
1.5リッターガソリン車のほか、e:HEV(ハイブリッド)車がラインアップされているフリード。
ガソリン車の車両価格は、250万8000円から308万7700円。e:HEV車は285万7800円から343万7500円です。
このなかで、最安グレードは「AIR」(3列・6人乗りのガソリン・2WD)というグレードで、車両本体価格は250万8000円です。
最廉価グレードということで、269万円の上位グレード「AIR EX」(同上)と、どう違うのかは気になるところ。
真っ先に気になる安全装備・先進運転支援機能に関しては、ベースグレードのAIRにも「ホンダセンシング」が標準搭載となります。
渋滞時追従機能付の「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」や「車線維持支援システム(LKAS)」、衝突軽減ブレーキ、誤発信抑制機能、オートハイビーム、パーキングセンサーシステムなど、事故を未然に予防する機能や、快適な移動をもたらす運転支援機能が満載されています。
ただし、走行中の左右後方を走行する車両を検知しウインカー内にアラートを出す「ブラインドスポットインフォメーション」は未装着です。
外観上は、AIR EXが15インチアルミホイールになるのに対し、AIRは15インチスチールホイール+フルホイールキャップという違いのみ。
視界に貢献し、かつ見栄えも良くするデイタイムランニングライト付きのフルLEDヘッドライトや、窓ガラスの「360度スーパーUV・IRカット(遮熱)パッケージ」はAIRでも標準装備なのはうれしいところです。
インテリアでは、両側パワースライドドア、フルオートエアコン、マルチインフォメーションディスプレイなどは標準搭載されます。
ただ運転席&助手席シートヒーター、運転席&助手席シートバックの上部にあるUSBチャージャー、リアクーラーは非装着です。
加飾の面では、エアコンアウトレットなどのシルバー加飾はなく、ステアリングホイールやセレクトレバーも本革巻きではなくウレタン製と割り切られ、運転席&助手席シートバックのシートバックアッパーポケットも非装着ですが、どうしてもないとダメな装備という訳ではありません。
このほか、ドアロックに連動してミラーを自動で畳むオートリトラミラーが非搭載なほか、親水/ヒーテッドドアミラー+フロントドア撥水ガラス+フロントコーナー撥水ガラス+熱線入りフロントウィンドウなどのコンフォートビューパッケージも未設定です。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。