ホンダ、新世代のCBシリーズ新型「CB1000R」発売

ホンダは、「魅せる、昂る、大人のためのEMOTIONAL SPORTS ROADSTER」と定め開発された新世代CBシリーズの大型ネイキッドロードスポーツモデル「CB1000R」を新販売チャネルのHonda Dreamより4月2日に発売します。

新世代CBシリーズは、スポーツバイクの操る楽しさを追求

 ホンダは、昨年の「EICMA2017(ミラノショー)」で世界初公開した新世代CBシリーズの大型ネイキッドロードスポーツモデル「CB1000R」を4月2日に発売します。

新世代CBシリーズの大型ネイキッドロードスポーツモデル「CB1000R」

「CB1000R」はスポーツバイクとして、走りのパフォーマンスを最大化するため、好評を得ている「CBR1000RR」のエンジンを踏襲しながら、より伸びやかな吹け上がりや、力強いトルクを実現する吸排気系の最適化しています。

 また、普遍的な魅力である操る楽しさに加え、上質な走りを実現するために、重量のあるエンジンや各パーツを重心に寄せる”マスの集中化”と軽量化を図っています。

 軽量かつコンパクトな車体に水冷4ストローク・DOHC 4バルブ・直列4気筒1000ccエンジンを搭載しています。また、シフトアップ、シフトダウンの際にクラッチ操作を必要とせず、シフトペダルのみでシフトチェンジを行うクイックシフターを装備しています。スポーツバイクの上質な走りと操る楽しみを両立させています。

「CB1000R」には、アクセル操作に対して自然に反応する「スロットル・バイ・ワイヤシステム」を装備しています。出力特性とスロットルレスポンスを変化させる「パワーセレクター」と、後輪の挙動変化を抑制する「Hondaセレクタブルトルクコントロール」、アクセルを閉じたときのエンジンブレーキの強さを制御する「セレクタブルエンジンブレーキ」の3種類からなる電子制御を、代表的な走行シーンに合わせて設定しています。

 フレームは、軽量化を実現する高張力鋼のモノバックボーンや新構造のアルミピボットプレートを採用しています。足回りは、市街地からワインディング路まで路面追従性に優れ、上質な運転感覚を実現する倒立フロントフォークに、リアスイングアームにはアルミ製の片側だけでリアホイールを支持するプロアームを採用しています。

 スタイリングは、鋼板ならではの力強さとしなやかさを併せ持ったデザインとし、外側に溶接跡が見えない形状のフランジレス製法により立体感を際立たせた燃料タンクを採用し、ヘアライン加工を施したアルミプレス製ラジエーターシュラウドとサイドカバー、切削加工仕上げのシリンダーヘッド、クラッチカバー、後輪スプロケットハブなどは、高品位な機能部品を採用しています。

 カラーリングは高質で鮮やかなキャンディークロモスフィアレッドと精悍なグラファイトブラックの2色としています。

「CB1000R」のメーカー希望小売価格は、163万6200円(消費税込み)です。なお、国内年間販売計画台数は、1000台です。

【了】

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