千葉県千葉市の「幕張メッセ」では、日本最大級のカスタムカーイベント「東京オートサロン」が1月に行われます。本イベントでは、全国のカスタムカーショップが作ったオリジナリティー溢れる車両が集結。2024年に開催した「東京オートサロン2024」では、合計23万人の来場者を集めています。

　そんな東京オートサロンで毎度人々の注目を集めたのがカーショップ「AIMGAIN」です。今回はAIMGAINが販売するカスタムカー「GR86 GT-S（ZN8）」について紹介します。

　AIMGAINは広島県にあるアフターパーツメーカー。トヨタや日産といった国産メーカーのクルマに加え、メルセデス・ベンツやフェラーリ、ランボルギーニといった輸入車のカスタムカーも展開しています。

　今回紹介する「GR86 GT-S（ZN8）」は、トヨタが2012年から生産している「GR 86」をベースにしています。

　同車はトヨタがスバルと共同開発した後輪駆動（FR）の2ドアスポーツカー。その後、2021年に2代目モデルを発表した際、「GR86」が正式名になりました。

　パワートレインは、最高235馬力・最大25.5kgf-mを出力する水平対向4気筒エンジンと6速ATか6速MTの組み合わせになっています。駆動方式はFRです。

　GR86 GT-S（ZN8）ではそんなGR86のフロントバンパーなどを変更。さらに、ヘッドライトの一部にはボディ同色のパーツを使用し、正面から見た時の様子は最新のトヨタ車でよく見られる「ハンマーヘッド」のような形状に変化。次期型GR86のような印象になっています。

　側面にはサイドスポイラーを、後方部分にはリアディフューザーをそれぞれ装備。また、ルーフスポイラーとリアウィングも追加し、よりスパルタンな姿に生まれ変わっています

　加えて、足元には赤い装飾の入ったAIMGAIN製の「GTブレーキカバー」を装備しています。