スズキ新型「アルト」いつ登場!? “超”軽量化で「600kg以下」に? めちゃ楽しそうな「“ウルトラライト”軽」に期待大!
もともと軽い「アルト」をさらに軽量化するには
8代目アルトの取り組みからおよそ10年が経過し、スズキは次の10年に向けた取り組みとして、前出の技術戦略説明会において、次期型(10代目)アルトの「100kgの軽量化」を目指すと宣言しました。
![次期「アルト」開発に向けた車両軽量化の取り組み(イメージ)[スズキ「次世代の技術戦略説明会」資料より]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2025/07/20240718_SUZUKI_019.jpg?v=1721272573)
根幹となるプラットフォームのHEARTECTをさらに進化させ、安全を保ちつつ軽量な車両にすることで、1988年登場の3代目アルト同等の軽量ボディとするとしています。
現行型の車両重量は680kgであることから、単純にマイナス100kgと考えると、およそ580kgまで減量化することになります。
マイナス100kgの軽量化は、例えばプラットフォームの骨格を少しいじるくらいでは達成できません。
外板パネルやエンジン・トランスミッション、サスペンションから、内装材やシート骨格、先進運転支援機能(ADAS)に対応するハーネス類に至るまで、社内のみならず協力会社とともに取り組む必要があります。
極めて大がかりなプロジェクトであり、スズキの意気込みが伝わります。
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アルトの歴代モデルはこれまで、およそ4年から6年のサイクルでモデルチェンジを重ねてきました。
2021年12月の現行型登場時期から考えると、最短で2025年から2026年初頭の刷新が見込まれます。
次期10代目アルトがどのような革新的技術でマイナス100kgを達成するのか、動向が注目されます。
47万円が達成できたのは、当時の鈴修社社長のアイディアでしょう。物品税を逆手に取った商用車には税金掛からない点に目を付け、47万円が達成できたと思います。