「7000万円超えでも欲しい?」 CGきっかけで「歴代デザイン採用のArtisanGT-R」登場!? 1000馬力×限定36台の「凄いGT-R」とは? 「次期R36でも良いんじゃん?」声も

まさかの「R36?」 「これが次期型でも良い!」の声も! 「ArtisanGT-R」とは?

 そのモデルは、デザインディレクターのRoman Miah氏とAvante Design社によって製作されたレンダリング「R36 スカイラインGT-R」と呼ばれるものが始まりでした。

 当初、Roman Miah氏は次のようにコメントしています。

「2023年式日産*R36*スカイラインGT-Rのビジョンを紹介します。

 このコンセプトの背後にあるアイデアは、GT-Rの将来を見据えた過去の象徴的なスカイラインのデザインキューと間違いなく日本的なスタイリングを再現することでした。

 Avante Designと協力して、6か月以上の作業と少なくとも数百時間の設計、開発、3Dモデリングを含むコンセプトを開発しました。気に入ってくれるといいな!」

 その後、話題が高まったため、ドイツのアルティザンビークルデザイン社が現行のR35型をハンドメイドでカスタムする形で実車製作を進めており、市販化も実行されることになりました。

 生産台数はR36にちなんで36台限定となるようです。

 エクステリアはほとんどのパーツが切り取られ、代わりにカーボンファイバー製のボディパネルに換装されます。

 なお見た目はR35をベースとしつつ、フロントフェイスは第2世代のGT-R(R32・R33・R34)のような雰囲気を持ち合わせ、リアデザインは、R34のように異なる大きなの丸形テールランプを採用するものの、角が取れたボディ形状はR33を連想されるデザインとなるなど、歴代GT-Rを意識したデザインです。

 ボディカラーも豊富で、R35に設定があったオレンジのボディカラーをはじめ、白、黒のほか青や紫など10色が設定されます。

 インテリアはレースカー風に大きく変えられており、RECARO社製バケットシート、大型ディスプレイを装備しています。

 また、エンジンもカスタム対象であり、その種類別に「トラックパッケージ」と「アルティメットパッケージ」の2モデルを用意。

 トラックパッケージでは、インタークーラーや燃料ポンプが改良され最高出力800psまで出力を高め、ギアボックスも改良されます。

 一方のアルティメットパッケージは上位にあたり、エンジンを4.1リッターにボアアップ、更にタービンの交換で最高出力1000psを誇るモデルとなりました。

 そんなR36をドイツ・ハノーヴァの工場で施工している様子が同社のSNSで投稿されており、その度に話題になっています。

 2024年9月30日には「生産版」となる現実のデザインも公開されました。

 なお価格はベース車両(R35)を持ち込みの場合、トラックパッケージが36万9000ポンド(約7147万円)から。

 アルティメットパッケージが40万ポンド(約7747万円)からです。

 なおベース車両(R35)がない場合、別途費用がかかるものの同社が調達をサポートしてくれます。

生産版のアルティザン「R36 GT-R」(画像:Artisan Vehicle Design)
生産版のアルティザン「R36 GT-R」(画像:Artisan Vehicle Design)

 また2024年10月26日の投稿では、CGモデルのクルマが名を連ねる「Cartober 2024」にも参加したことが発表されており、より一層注目を集めています。

 実車の完成が間近になったため、「現実になるのが待ちきれない」、「これは絶対に生産に入れるべきだ、大量に売ることを保証する」、「絶対買う」といった販売後のことを見据える声が少なくありません。

 実際の施工の様子の投稿も望まれており、「モデルのCGアップデートの代わりに、実際の仕事の様子を」という声が寄せられています。それに対してAvante Design社は「更なるアップデートは近日公開予定」と答えており実車の施工も投稿されるようです。

 車両に関する反響で最も多いのは「最も美的で喜ばしいGT-R」、「このプラットフォームで見た中で、ダントツで一番スカイラインに見えるキット。 本当に素晴らしいデザイン」などデザインに関するものです。

 またベースとなるR35と比較する声も多く、「このGT-Rは実際のR35よりも何百万倍も優れている」、「R35よりもこれを評価する」、「日産がこのGT-Rを36でリリースすれば、35を超えて売れる」「次期R36でも良いんじゃん?」とのコメントが寄せられています。

 なお、R36と銘打たれているものの、実際はR35のカスタムであることを踏まえて「廃止する前に手に入れるべき最後のR35」と評する声もあります。

 実車化が近づくにつれ話題になっていくR36。生産台数が限られていることもあり、ファンの興味は尽きません。

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2件のコメント

  1. これはこれであり
    個人的には新しいデザインが希望だけど

  2. 「ニセモノでも欲しい?」
    ベースがGT−Rだからニセモノではないけど、R35のカスタムを36と名乗っちゃうのはニセモノだわな。

    日産が臍曲げて「もうオリジナルのR36開発やめまーす!」ってなったら面白い。

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