“ヤマハの技術”搭載した新型「FRスポーツカー」東京オートサロンに出展へ! 全長4.3mに「軽量ボディ&後輪駆動」でめちゃ楽しそう! 斬新な“3人乗り”レイアウト採用した「新型プロジェクトV」とは!

2025年1月10日から開催される「東京オートサロン2025」への出展も予定されるケータハムの新型スポーツカー「プロジェクトV」とは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

「ヤマハの技術」を投入した「新型スポーツカー」

 ケータハムは、新型スポーツカー「プロジェクトV」を開発しており、2025年1月10日から開催される「東京オートサロン2025」も出展する予定だと公表しています。
 
 そしてこのケータハムブランドを所有するVTホールディングスが2024年12月9日、新型プロジェクトVの試作車に、シン・モビリティー(本社:台湾 桃園市)製の最先端車載バッテリー冷却技術である「液浸冷却バッテリーパック」を採用すると発表しました。
 
 このように、着実に完成が近づきつつある新型プロジェクトVとは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

「ヤマハの技術」を投入した「新型スポーツカー」
「ヤマハの技術」を投入した「新型スポーツカー」

 ケータハムはイギリスの自動車メーカーで、1973年に設立されました。

 同じくイギリスのスポーツカーメーカー「ロータス・カーズ」から「セブン」シリーズの生産権を引き継ぎ、現在も生産・販売しています。

 小規模な経営体制も同社の特徴で、その従業員数はわずか100人以下。

 工場ではクルマ1台につき2名の作業員が手作業で組み立てを行っています。

 そして現在開発の進む新型プロジェクトVは、ケータハムとヤマハの協力によって開発されている電動スポーツクーペです。

 具体的には、パワートレイン主要部となる駆動ユニットの開発をヤマハが担当するほか、運動制御にもヤマハの技術と知見を導入するといいます。

 発売は2025年後半から2026年前半を予定しており、2024年に開催された「東京オートサロン2024」でもコンセプトカーとして公開されました。

 この新型プロジェクトVは「2+1シーター」という斬新な3人乗りレイアウトや、カーボンファイバーとアルミニウムの複合シャシーを採用することで、1190kgの軽量ボディを実現。

 ボディサイズは全長4255mm×全幅1893mm×全高1226mmで、ホイールベースは2581mmです。

 エクステリアはレーシーなデザインで、インテリアにはスマホのミラーリング機能を備えたインフォテインメントシステムなど先進機能を搭載。

 ドライブモードは「ノーマル」「スポーツ」「スプリント」の3種類から選択可能です。

 しかしケータハムは、同車について「シンプルかつミニマルなデザイン」をコンセプトに掲げており、機能性満載のクルマというよりは「走る楽しさに特化したクルマ」に仕上げられるようです。

 タイヤ、ブレーキ、サスペンションには高性能な装備が施され、サスペンションは取り付け角度や位置を段階的に調節できるダブルウィッシュボーン式サスペンションを搭載。

 パワートレインは、リチウムイオン電池とリアアクスルに搭載したシングルモーターを組み合わせ、最高出力272馬力を発揮します。

 運動性能は、0-100km/h加速が4.5秒以下、最高速度は230km/hで、1回の満充電での航続距離は400kmを目指しているとのこと。

 またオプションには、基本の3人乗りを「2+2シーター」の4人乗り仕様にするレイアウト変更も用意されているようです。

 車両価格は確定していませんが、日本での発売も予定されています。

 発売は1年からそれ以上先になると思われますが、すでに多くのクルマ好きの興味を引いているモデルであり、東京オートサロン2025への出展や今後のケータハムからの続報に注目が集まります。

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