330馬力! スズキ「スイフト」に爆速バイク「隼」のエンジン搭載! 超パワフルな「後輪駆動×3ドア」仕様をスズキが紹介!「大型ウイング」で武装したドイツのカスタムカーが凄かった!
スズキ「スイフト」に、同じくスズキの2輪車である「隼」のエンジンを搭載したモデルが、2014年にドイツで公開されました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
スズキ「スイフト」に爆速「隼エンジン」搭載!
スズキのコンパクトカー「スイフト」に、同じくスズキの大型2輪車である「隼」のエンジンを搭載したモデル(以下仮称、スイフト隼)が、2014年に公開されました。
脅威の運動性能を発揮するこのクルマは、一体どのような経緯で開発されたのでしょうか。
スイフトは、スズキが製造・販売しているハッチバック型のコンパクトカー。
初代モデルが登場したのは2000年で、2024年となった現在も日本国内および海外で販売されています。
コストパフォーマンスに優れつつも、スポーティなドライブフィールを備えている点が特徴で、これよって高い人気を博しているモデルです。
一方、隼はスズキが製造、販売している大型自動2輪車。
初代モデルが登場したのは1999年で、こちらも2024年となった現在も日本国内および海外で販売中です。
そんな2台のスズキ車ですが、2014年にスズキのドイツ法人公式YouTubeチャンネルにて、上記のスイフトに隼のエンジンを搭載して走らせている動画が公開されました。
これは当然スズキの正式な商品ではないものの、一般ユーザーがカスタムして完成させたスイフト隼をスズキが容認し、なんと公式チャンネルで取り上げて紹介した形です。
こうして完成したスイフト隼のスペックとしては、最高出力330馬力で、0-100km/h加速はわずか4.2秒。
2014年当時のスイフトのエンジンはもともと91馬力だったので、3倍以上の出力アップを実現しています。
またエンジンの位置ですが、スイフトのボディ形状を活かすため、ミッドではなくリアに搭載。
エンジンと後輪が直結していると見られるため、駆動方式はRR(リアエンジン・リアドライブ)と言って良いでしょう。
また、エンジンを載せ替えただけではなく、内装も取り払うことで軽量化され、より走行性能をアップさせていました。
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4輪車に2輪車のエンジンを搭載した、スズキ好きにとって夢のようなモデルのスイフト隼。
日本国内ではなかなか一般ユーザーがカスタムしたクルマを自動車メーカーが公式に紹介することはありませんが、同じメーカーでも海外となると、その辺りの線引きは緩いようです。
エクステリアこそスイフトであるものの、スペック、インテリアともにまったく別のクルマに刷新されており、派手なエンジン音を轟かせて疾走する様は一見の価値のある1台です。
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