スズキ「スイフトスポーツ」が生産終了すると言います。

　実際に12月上旬には「ファイナルエディション」のカタログが一部のスズキ販売店で配布されているようです。

　スイフトスポーツはスイフトの派生モデルとり、各部が専用のものになっています。

　現行は2017年9月にデビューした4代目で、スポーティなデザインとなり、ノースを前方にせり出させ、躍動感を強調した専用バンパー&グリルが特徴的です。

　インテリアもスポーツ走行時などに運転姿勢をしっかり支える形状の専用フロントシートを採用しています。

　パワートレインは1.4L直噴ターボエンジンを搭載しています。は103kWの最高出力、230N･mの最大トルクで2.2L自然吸気エンジン相当の力強さを発揮します。

　なおこれまでのスイフトスポーツですが、ベースとなるスイフトがモデルチェンジしてから少し間を開けて登場してきました。

　そのため、2023年12月に登場した現行スイフトが登場した際もユーザーからは「あとからスイフトスポーツが登場するのだろう」と言われていました。

　しかし、2024年末になっても「新型スイフトスポーツ」の公式発表はありませんでした。

　またでSNSでは「スイスポが生産終了するらしい」「いまのスイスポが最後らしい」という声が度々投稿も。

　そうしたなかで今回、SNSでは「スイスポのファイナルエディションのカタログをもらった」という内容が写真と共に投稿されたのです。

　実際に首都圏のスズキ販売店は次のように説明しています。

「スイフトスポーツは12月で受注停止となる予定です。現在、まもなく発売される特別仕様車『ファイナルエディション』の受注を受けています。なお次期型に関しての情報はメーカーからおりていません」

　このようにすでに現行スイフトスポーツは生産終了となることが明らかなようです。

　またすでにファイナルエディションは正式発表前にオーダーすることは可能だと言います。　

　では、スイフトスポーツはこれで歴史に幕を下ろすのでしょうか。

　とあるスズキ販売会社の関係者は次のように話しています。

「今回のスイフトスポーツの生産終了はあくまで現行型についてだと思います。

　スイフトスポーツは『ジムニー』同様に大切なスズキのブランドですので、簡単になくすことはないのでしょう。

　一方でファイナルエディションが出てくるということがすぐには次期型が登場することはないとも言えます」

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　現時点でスズキがスイフトスポーツに関して、「一時的に生産しない」、「歴史に幕を下ろす」というどちらの判断を下すのかはわかりません。

　とはいえ、スイフトスポーツはクルマ好きから支持される1台です。

　今後、どのような公式発表があるのか、スズキの動きから目が離せません。