日産が「スカイライン」を“スポーツSUV”化!? 「豪華内装」採用した超パワフルな「大型モデル」に反響あり! 大排気量「V型6気筒エンジン」搭載する「スカイラインクロスオーバー」が凄い!
日産には、かつて「スカイラインクロスオーバー」というクルマが存在しました。このクルマについて、現在どんな反響が見られるのでしょうか。
日産が「スカイライン」をSUV化!?
日産には、かつて「スカイラインクロスオーバー」というクルマが存在しました。
このクルマはどのようなクルマで、現在どんな反響が見られるのでしょうか。
スカイラインクロスオーバーは、日産が製造・販売していたクロスオーバーSUV。
発売されたのは2007年で、当初は日産が海外で展開する高級車ブランド・インフィニティの「EX」というクルマであり、北米市場での販売でした。
2009年から日本国内でも販売されることとなり、インフィニティは日本では展開していないことから日産ブランドで登場。
その際、「スカイライン」シリーズに属するクロスオーバーSUVとして、“スカイラインクロスオーバー”の車名で販売がスタートします。
そんなスカイラインクロスオーバーのボディサイズは、全長4635mm×全幅1805mm×全高1575mm、ホイールベースは2800mm。
エクステリアは、全体的に力強さとプレミアム性を感じさせるスタイリングが特徴です。
インテリアは、ボタン操作でリアシートのアレンジができる「リモコン可倒式リアシート」を採用しており、重い荷物を持ちながらでもラゲッジスペースからシートを倒すことができたり、逆に運転席にいながらシートを起こすことができるなど、高い利便性を実現していました。
パワーユニットには、3.7リッターのV型6気筒エンジンを搭載。
これに7速ATと組み合わせ、最高出力330馬力・最大トルク361Nmを発生します。
ボディカラーは全7色から選択可能と自由度の高い設定で、車両価格は420万円から546万円での販売でした。
※ ※ ※
このような特徴を持つスカイラインクロスオーバーに対し、現在でも様々な反響が出ています。
まず見られるのが、
「いま復活すれば物凄く売れると思う。トヨタはハリアーやRAV4が復活して人気だし」
「当時はイマイチよくターゲットが分からないクルマに見えたけど、改めて見ると魅力的だね」
「誕生が早すぎたと思う。もう一度作ってみたらどうだろう」
「クラウンにもSUVが誕生したし、海外の高級ブランドもSUVだらけ。スカイラインクロスオーバーも今ならいい勝負してたかも」
などの声です。
販売された当時は、若者向けのクルマにしては価格が高かったことや、3.7リッターの排気量によって自動車税が高かったこと、またスカイラインにSUVのイメージがなかったことなど、色々な要因が重なって、スカイラインクロスオーバーはあまり売れず、わずか7年で販売終了となってしまいました。
しかしSUVが大人気となっている現在であれば売れたのではないか、と考えるユーザーは多いようです。
そのほかにも見られるのが、
「めちゃくちゃ乗ってみたいクルマだなぁ」
「これ個人的には結構好き。購入候補に入ってたんだけど、買わないで今に至っちゃってずっと後悔してる」
「エンジン以外も高性能なクルマで、タイプPは今のプロパイロットに近い運転支援だった」
「内装が豪華だったし、運転席後ろのコートハンガーはよく考えて作ってると感心した」
という投稿です。
数値の上では不振に終わってしまったスカイラインクロスオーバーですが、実は興味を持っているユーザーも一定数おり、当時から気になっていたまま買わずに終わってしまい、今になって乗ればよかったと感じているユーザーも見られました。
また所有していたか乗ってみたことがあると思われるユーザーの声で、メーカーが推していない部分にも感心できる部分があった様子でした。
総じて、スカイラインクロスオーバーについて多くのユーザーに共通する意見としては、「出てくる時代が早すぎた」ということです。
トヨタの高級セダン「クラウン」にもクロスオーバーSUVが登場した中で、方向性としては近いことから、上記の反響にあったように、本当に今の時代であれば違った結果が待っていたかもしれません。
そんなことは望んでない
カッコよくスポーティーなセダンを待ってます。
それがみんなが待っているスカイライン