高速道で「渋滞」どうする!? 「“一般道”に降りたほうが速い」はウソ? 悩ましい「渋滞回避策」の真実とは
「事故渋滞」の場合は判断が難しいが…
注意したいのは「事故」の場合です。事故の規模が大きいと、そのまま通行止めとなることもあります。
ただし大事故の発生直後にすぐ通行止めになるとは限らず、また高速道路走行中に事故の規模を入手するのが困難なのもまたやっかいです。
![交通事故による通行止めが発生してしまったら…[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2023/12/20221221_traffic_jam_accident_003.jpg?v=1671603157)
向かう先の高速道路上の事故渋滞で、渋滞を抜けるまでの時間が「2時間以上」などと案内された場合、平均速度が15キロ以下になるようなら、一般道路への迂回を検討したほうが良いケースもあります。
とはいえ高速道路が交通集中しているときは、当然周辺の一般道路も交通集中しており、平均速度は20キロ以下になってしまうことが多々あります。
また一般道路の渋滞情報は高速道路よりも情報量が少なく、空いているようだからと降りてみたら、実際には大渋滞だったというケースも良くあります。
その場合、近年普及が進む通信機能を備えたカーナビゲーションや、スマホの地図アプリを上手く活用すると良いでしょう。
機能を備えた各車のプローブ情報(車両の走行情報)を活用しており、一般道などの渋滞状況をリアルタイムに知らせてくれ、ナビと連携し最適なルートを引き直してくれるのです。
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重大な事故でない限り、基本的に高速道路で渋滞に巻き込まれたら「そのまま高速道路を走り続ける」のが基本です。
交通集中が見込まれる年末年始に高速道路を走行する予定がある人は、NEXCOが発表する「渋滞予測」をチェックして、少しでも空いている時間に走るのがベストかもしれません。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。














































