新型「4ドア“GT”クーペ」初公開! 丸目4灯×6速MTのみの「現代版“ケンメリ”」!? レトロ顔の和製スポーツマシン「エムダブルファイブ」100台“限定”で発売へ
SUV「バディ」の成功と反省を受け「M55」では体制を変更
ミツオカの生産体制は全てオーダー制のため、顧客からの注文を受けてからベース車を入手するのが基本です。
しかし昨今の新車供給不足から、バディのベースであるトヨタ「RAV4」の新車を入手するのに多くの時間が生じたり、ベース車の納期が注文段階では不明だったりと、顧客への納期に大きく影響してしまったことを反省。
そこでミツオカの年間生産台数のうち、エムダブルファイブに割り当てる台数を100台と決め、先にベース車を入手することにしたそうです。
![ミツオカ「エムダブルファイブ」のテールランプデザインは、市販モデルでは細部の形状が変更になる場合があるといいます[Photo:大音安弘]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2025/11/20241126_MITSUOKA_M55_OHTO_010.jpg?v=1732591725)
そのためミツオカの新車保管場所には現在、ブラックのシビックが100台ずらりと顔を揃えているといいます。
それがエムダブルファイブ第一弾の「ゼロエディション」となります。
なおエムダブルファイブは新車ですが、初回車検は2年となります。それはベース車をメーカーから直接仕入れるのではなく、新車ディーラーから調達しているため、契約上購入時に一度は新車登録を行う必要があったといいます。
つまり、一般的には「登録済み未使用車」と呼ばれるクルマがベースとなるわけです。
もちろん、新車登録から顧客納車まではミツオカのもとで管理されているので、クオリティは新車と変わりません。
保証に関しても新車同等の内容がミツオカによって付帯されるので、安心して購入することができます。
ベース車のシビックLXとの違いについてですが、機能面の装備はベース車に準ずるもので、先進安全運転支援機能の「ホンダセンシング」も同じ内容となっています。
安全装備では、歩行者との衝突時に頭部などへの衝撃を緩和するポップアップフードシステムは取り外されていますが、テストにより安全性に問題ないことが確認されています。
ヘッドライトは、汎用品の自動車用LEDヘッドライトを用いた4灯式に変更。リアのテールランプは、なんとオリジナルデザインとなっています。
このテールランプについてはまだ開発段階であるため、量産車とは少しデザインが異なるようなので、その点も注目です。
前後マスクが変更されているため、ボンネットは専用品に。テールゲートには、ルーバーや延長テールなどが追加されているため、重量も増加。もちろん、テールゲートダンパーは強化品になっているので、開閉動作もしっかりしています。
またルーバーは固定式なので、リヤワイパーがレス仕様となるのもベース車と異なる点です。






















































































