「“新型”スカイライン」登場はいつ!? 北米では「次期型」を示唆! 67年・13世代続いた「老舗ブランド」の刷新で「ニッサン復活」を目指せ!

2024年11月7日、日産が2024年度上期決算を発表し、営業利益90%減となったことを明らかにしました。利益率の高い高級車で挽回したいところですが、日産を代表する高級スポーツセダン「スカイライン」の全面刷新はいつ行われるのでしょうか。

いまこそ「スカイライン」復活の時だ!

 日産は2024年11月7日に2024年度上期決算を発表し、営業利益90%減であることを明らかにしました。ここは利益率の高い高級車で一気に挽回したいところです。
 
 しかし現在国内でラインナップされる日産の高級セダンといえば、2014年にフルモデルチェンジを受け、すでにデビュー10年が経過した高級スポーツセダン「スカイライン」のみ。次期型はいつ登場するのでしょうか。

どうなる「スカイライン」![写真は現行型13代目モデル]
どうなる「スカイライン」![写真は現行型13代目モデル]

 2024年8月、日産の海外向け高級ブランド「インフィニティ」は、2025年以降「Q50」と「Q60」を発売しないと発表しました。

 Q50はスカイラインの兄弟車で、Q60はそのクーペ仕様ですが、このまま日本でも現行型スカイラインは消滅してしまうのでしょうか。

 あわせてインフィニティは、2025年以降の販売計画を発表。インフィニティの新しいフラッグシップSUV「QX80」を皮切りに「QX50」、「QX55」、「QX70」と、4モデルのSUVをリリースする方針を明らかにしました。

 一方、現行型Q50とQ60に関して、2024年モデルが最後であり、以降、北米では販売しないとコメント。

 日産版のスカイラインについては、引き続き継続して生産する可能性も無くはありませんが、おそらくインフィニティにならい、そう遠くない時期に国内も販売を終了すると思われます。

 気になるQ50の後継について、インフィニティは「Vision Qe(以下、ヴィジョンQe)」の市販版モデルが引き継ぎ、ラインナップからスポーツセダンが消滅するわけではないこともあわせて公表しました。

 ヴィジョンQeは、インフィニティのラインナップを電動化していく一環として、2023年に発表されたEVコンセプトカーです。

 アメリカのキャントン工場で生産される予定など、発表当初より市販を前提としたモデルであることが告知されていました。

 ヴィジョンQeのデザインはEVの方向を示したものとアナウンスされ、市販モデルでも流麗なファストバックフォルムや、左右一体の横長テールランプガーニッシュなどのテイストは踏襲されるとみられています。

 日本でも実車が公開され、スポーツセダンという立ち位置から「次期スカイラインなのでは」と、広く話題になりました。

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