名古屋~浜松が信号ゼロ!? 全通秒読み「名豊道路」に反響多数「とても助かる!」「やっと完成か」半世紀の大プロジェクトいよいよ大詰め
愛知県と静岡県をつなぐ国道23号バイパス「名豊道路」に対し、ネット上などで反響が集まっています。いったいどのような道路で、どのような声が上がっているのでしょうか。
いよいよ残り1工区が完成へ
愛知県と静岡県をつなぐ国道23号バイパス「名豊道路」に対し、ネット上などで反響が集まっています。
いったいどのような道路で、どのような声が上がっているのでしょうか。
名豊道路は、国道23号の無料バイパスで、名古屋都市圏から浜松市までをつなぐ、全長72.7kmの道路です。
ルートは伊勢湾岸道・名四バイパスの豊明ICから安城・刈谷・蒲郡・豊橋を経由し、国道1号「潮見バイパス」に直結し、そのまま浜松市街まで信号ゼロで結びます。
東名・新東名は山側を走るため、地域移動には結局、国道1号や国道23号を走るしかなく、生活交通との混在や、連続する信号によって渋滞が課題となってきました。
そのため、信号ゼロで抜けていく名豊道路の整備が進められてきました。事業着手は1972年。少しずつ少しずつ開通していき、2014年には残り1区間「蒲郡IC~豊川為当IC」9.1kmを残すのみとなっていました。
最後のこの1区間が開通してくれないと、蒲郡市街へチマチマと迂回を強いられます。そんな状況もいよいよ解消が近づき、全通が「2024年度内」と発表されています。
現場では舗装工事や、トンネル安全設備、標識など、仕上げの工事が進められています。
また工事はここだけでなく、暫定2車線となっている「岡崎バイパス」「蒲郡バイパス(幸田区間)」「豊橋バイパス」「豊橋東バイパス」でも、4車線化事業が進められています。
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いよいよ悲願の全通が近づく名豊道路に、ネット上では「豊橋市民も陸の孤島みたいな状態から抜けられるな」「蒲郡の辺で市街地をウロウロしなくていい」「ようやく全通か…」「静岡県民ですが名古屋方面に行く場合とても助かりますね」「開通すれば豊川地区の1号線の渋滞が減ると思いますので大変助かります」など、期待の声が見られます。
なかには「50歳を過ぎた自分の子供の頃から工事をしていた記憶があります」「完成までの長いこと」など、長期間におよんだ大プロジェクトがようやく終わることへの感慨の声も。
いっぽうで「早く全線4車線化して」「4車線化して真価を発揮すると思う」「刈谷の慢性的な渋滞をなんとかして」などの声があり、名豊道路の開通区間にもまだ課題が残されていることがうかがえます。
とはいえ、長期におよぶバイパス計画は、いよいよ「全通」という一段落を迎えます。具体的な開通日時は追って発表される予定ですが、今後の動向に注目です。
名古屋中心にばかり物事を考えないで、新東名・東名からの動線も整備して欲しい。