トヨタ「“5人乗り”軽トラ!?」がスゴイ! 「山小屋」風デザインの3.8m級“極小”ボディ! 2階建て「車中泊」キャンパー「ミスティック レジストロ」販売店に寄せられる声とは
キャンピングカー製造販売の総合メーカーMYSミスティックが展開するモデルのひとつに、トヨタ「ピクシストラック」をベースにした「Registro(レジストロ)」があります。一体どんなクルマなのでしょうか、担当者に話を聞きました。
5人乗車可能な「レジストロ」はどんなクルマ!?
キャンピングカー製造販売の総合メーカーMYSミスティックは、トヨタ「ピクシストラック」をベースに5人乗車を可能にした「Registro(レジストロ)」を展開しています。
一体どんなクルマなのでしょうか。今回は担当者に製作経緯やこだわりのポイントについて、話を聞きました。
MYSミスティックは、キャンピングカー製造メーカーとして1991年に設立し、今年2024年で33年目を迎える老舗ビルダーです。
ラインナップには、ピックアップトラックをベースにしたトラックキャンパーや、トヨタ「ハイエース」キャンパー、軽トラックや「カムロード」をベースにしたキャブコンバージョンなど幅広く展開しています。
そのなかのひとつに、小型のキャブコンバージョンモデルのレジストロがあります。
最近では、7月に開催された「東京キャンピングカーショー」、9月開催の「横浜キャンピングカーショー」などにも実車展示され、ユーザーから多くの注目を集めていました。
そんなレジストロの製作経緯について、ミスティックの担当者は以下のように話します。
「レジストロは2016年より販売を開始しました。
当時グッドデザイン賞を受賞した『J-Cabin Mini W』という軽トラキャンのキャンパーが好評でしたが、軽トラックの荷台に積載するタイプのキャンパーだったため、乗車定員が2名でした。
家族でも使用できるようにしてほしいとのご依頼が多くあり、レジストロの製作を始めました」
2016年にグッドデザイン賞を受賞した軽キャンパーシリーズ「J-Cabin Mini W(ジェイ キャビンミニ ウッド)」をきっかけに、家族などもう少し人数を増やして楽しめるキャンパーとしてレジストロが誕生したといいます。
レジストロのこだわりのポイントについては、以下のように話します。
「外観はクラシックアメリカン、内装は山小屋風の落ち着いたインテリアで唯一無二のデザインのキャンピングカーであることです。
キャンパーフレームは軽量で強度が高いアルミフレームで、安全かつデザイン性が高いキャンパーとなっています」
レジストロのボディサイズは、全長3850mm×全幅1770mm×全高2480mm。軽トラックのピクシストラックをベースに、1000cc以下の小型自動車として登録され、5人乗車を可能としています。
運転席・助手席のキャビン部こそベース車そのものですが、荷台部分にはクラシックなデザインのキャビンが取り付けられています。
室内を見ると、白い木目調の壁紙があしらわれ、カントリー調の雰囲気に。上部には木目調の収納スペースも確保されています。
また組み換え可能な分割式ソファや大理石調のテーブル、バンクベッドも備わり、ベッドの大きさは長さ1600mm×幅1650mm。就寝人数は4名です。
ほかにも走行充電システム、12Vソケット、100Vコンセント、外部充電取入口、遮光カーテン、給/排水専用タンク(各19L)、サブバッテリー(105A×1)、カセットコンロ、シンクセットなどが標準装備されます。
レジストロの車両本体価格(消費税込み)はスタンダードグレードの2WDモデルでは409万7500円から、4WDモデルでは422万9500円からです。
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レジストロの反響について、前出の担当者は以下のように話します。
「乗車人数が5名となり、ご検討いただける年齢層の幅が増えました。
第一印象でデザイン、使いやすさの評価を高くいただきます。
車体(外観)からのコンパクトな見た目に反し、室内は広いという声、また大きすぎずちょうどいいサイズのキャンピングカーであるというお声もいただいています」
実際、9月に開催された横浜キャンピングカーショー2024会場では、夫婦や家族連れのユーザーが車両を囲んでチェックする様子や、担当者に熱心に話を聞くユーザーの姿も見られるなど、多くの賑わいをみせていました。
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