超凄いトヨタ「1100馬力超えマシン」展示! ド派手仕様に皆驚き… なぜエネオスが米国で「スープラ」お披露目?
2024年11月5日より開幕したSEMAショーに「エネオス」が、1100馬力超えのトヨタ「スープラ」を展示しました。
1100馬力超!?エネオスが展示したスープラが凄い! SEMA 2024
ガソリンスタンドやエンジンオイルで有名な「エネオス」が、2024年11月5日より開幕したSEMAショーにて展示したとあるトヨタ「スープラ」が話題となっています。
いったいどのようなクルマなのでしょうか。
SEMAショーはSEMA(米国自動車用品工業会)が1967年より年に一回開催している、アフターマーケットの見本市です。
2024年のSEMAショーは例年通り、ネバダ州ラスベガスにて11月5日から8日までの4日間で開催されました。
2400以上の企業・団体が出展し、各々の新製品やカスタムカーを展示しました。
近年は日本企業として自動車メーカーだけでなく、チューニングショップやパーツメーカー、エネルギー企業なども頭角を現しつつあります。
その中でも、ガソリンスタンドやエンジンオイルで日本のドライバーにお馴染み「エネオス」は2024年、SEMAショー初出展から10周年を迎えました。
そんなエネオスが今回のSEMAショーで出展したトヨタ「スープラ」が話題を呼んでいます。
エネオスの展示車両として会場に現れたのは、深緑色をまとった1995年型トヨタ スープラです。
手掛けたのはレオ・バリット氏で、このスープラを12年もの間所有しています。
今回、バリット氏のスープラがエネオスに選ばれたのは、エネオスがカーカルチャー系メディア「ピット+パドック」とのコラボで開催したカスタムカーコンテストにて入賞したからです。
エンジンは2JZ-GTEのままですが、そのチューニング内容はとんでもない仕上がりとなっています。
排気量はブライアン・クロワー製クランクシャフトを用いて3.3リッターまでボアアップ。
それ以外にカムシャフトやギア、バルブ、カムカバー、インテークマニフォールド、インジェクターなど、思いつく限りすべてのエンジン部品に手が加えられています。
タービン周りは2つのボルグワーナー製EFR 7163にターボスマート製ウエストゲート&ブローオフバルブを組み合わせた仕様です。
この状態で最高出力は1100 hpを超えるとのことで、そのパワーを受け止められる動力伝達部品として、トレメック製T56 6速マニュアルトランスミッションとティルトンのST-246クラッチが採用されています。
エクステリアはVARISのSolid Jokerエアロキットをベースとしつつ、レーシングドライバーの織戸学氏がプロデュースするRIDOXのワイドフェンダーやカーボン製カナード、GTウィング、そしてボンネットを組み合わせています。
これにより、エンジンのとんでもない性能と見合う、ロー&ワイドな存在感のあるフォルムが完成しました。
また、ホイールにはADVAN RZ-DF2(前19 x 10.5+30・後19 x 10.15+15)をトーヨータイヤのPROXES R888Rと組み合わせています。
その内側を彩るのはブレンボ製GT-Sフロント6-pot・リア4-potのキャリパーです。KWの車高調「V3」にスタンスパーツ製エアカップを装着することで、街乗りにおけるクリアランスもしっかりと確保していると言います。
内装は90年代後半の雰囲気に合わせるべく、シートにはレカロのトムキャットを採用しています。
後部座席と合わせて黄色のケブラー繊維で仕上げており、深緑色の外装に対するコントラストがはっきりしている印象です。
会場ではエンジンチューニングをアピールするべく、ボンネットを開いた状態で展示されました。
通りがかった来場者は興味津々にエンジンルームを覗き込んでは、そのチューニング内容に驚かされた様子でした。
エネオスはこのスープラ以外に、メインとなるブースでは漫画・アニメ「湾岸ミッドナイト」から着想を得た「悪魔のZ」仕様の1971年型ダットサン 240Z。
著名ドリフト選手のステファン・パパダキス氏が作り上げた初代セリカなど多彩なカスタムカーを今回のSEMAショーで展示しました。
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