日産に1億円超の「美しすぎるスーパーカー」あった! 「GT-R NISMO」より“スゴいヤツ”!? 720馬力を誇る「GT-R50」どんなモデル?
かつて日産は、「Nissan GT-R50 by Italdesign」を50台限定で販売しました。その価格は1億円超。一体どのようなモデルなのでしょうか。
まさに「走る芸術品」!
限定車の中には、1億円以上という超高額のモデルがあります。
その多くが海外メーカーのクルマですが、日本車がベースになった1億円超えの限定モデルが存在しました。
それが、2021年に販売された「Nissan GT-R50 by Italdesign」です。
「Nissan GT-R50 by Italdesign」は、日産とイタリアのデザインメーカーのイタルデザインが共同開発したスポーツカーです。
「GT-R」とイタルデザインの創設50周年を記念したモデルで、2018年にコンセプトカーを発表。その後、2021年に50台限定で販売されました。
ワークスチューニングされた「GT-R NISMO」がベースになっており、イタルデザインがプロトモデルの設計・製造を、日産はエクステリア・インテリアをそれぞれ担当しています。
特に日産のカリフォルニアデザイン部門が担ったエクステリアは、ベースのボディをカーボンファイバー製に変更したうえで、ランプ類なども含めてデザインを一新。よりスポーティかつ高級感あふれるものへと変わっています。
また、カーボン以外のパーツは、一部をイタルデザインの職人が手作業で成形するというこだわりよう。バッジも手塗りで、まさに「走る芸術品」といえるエクステリアでした。
インテリアもカーボン製のパーツを多く盛り込み、シートはレザー製を採用。スポーティな雰囲気だったGT-R NISMOと比べると、シックで落ち着いたデザインになりました。
エンジンとトランスアクスルについてはNISMOが特別チューンを施したものを提供。
エンジンはベースと同じ3.8リッターV型6気筒DOHCツインターボの「VR38DETT」型ですが、GT3レース仕様のGT-Rに搭載されていたVR38エンジンの技術を活かしたチューニングにより、最高出力が600馬力から720馬力へとアップしています。
トランスアクスルについても、強力なパワーに耐えられるように新素材を採用するなどの変更が加えられたほか、トランスミッションは「GR6」型の6速デュアルクラッチを装備。足回りも専用のチューニングが施されました。
GT-R NISMOに大幅なチューニングを施した「Nissan GT-R50 by Italdesign」は、先述のように50台が販売されました。
価格は当時のレートで約1億1682万円(99万ユーロ:1ユーロ118円換算)。ちなみにベース車は2420万円です。
さらに特別カラーや特製の可変ウイングなどのオプションを加えると、1000万円ほど価格がアップします。
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走る芸術品ともいえるNissan GT-R50 by Italdesignはすでに受注は終了となっていますが、限定50台のうちどれだけが販売されたのかは不明です。
とはいえ、貴重なクルマであることは間違いありません。今後どれだけ価値が上がるのか注目されます。
庶民は300万前後の車は無理です。100万前後で買える1,000ccクラスでオプションは客が選べるようにすれば売れると思います。個人的には日産の車は好きです。6人から8人乗りは無理でも。日産は昔からカッコのいい車が多いから団塊の世代から若者に売れると思います。