スズキは2017年12月25日（月）、新型「クロスビー」を発表し、同日に発売しました。

　新型「クロスビー」は、大人5人がしっかり乗れる広い室内空間を持つワゴンのパッケージと雪道などラフロードに対するSUVの走破性および、街乗りからアウトドアやスポーツなどのレジャーを好まれる方に適応する機能的な荷室やユーティリティーを両立させた小型クロスオーバーワゴンです。

　新型「クロスビー」に採用の予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」は、単眼カメラとレーザーレーダーでクルマや歩行者を捉え検知し、ブレーキによって衝突を回避させる衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート（DSBS）」に加え、スズキ小型車初となる後退時に障害物との衝突が避けられないと判断した場合、自動でブレーキが作動する「後退時ブレーキサポート」を装備しました。さらに、周囲を立体的に360°確認できる「3Dビュー」をスズキ小型車で初めて採用するなど、安全運転を支援する機能を充実させました。

　低燃費化技術としては、ボディの軽量化と高剛性を両立させた新プラットフォーム［HEARTECT（ハーテクト）］を採用、全車スズキ初となる1.0L直噴ターボエンジンとマイルドハイブリッドの組み合わせに力強い走りを実現する6速ATを採用し、余裕のある走りと燃費性能を両立させました。燃費性能は、2WD車22.0km/L、4WD車20.6km/Lを実現しています。

　4WD車は、変化する路面状況に応じた走りを可能にするシステムを標準装備としました。各走行モードには、スポーティーな走りを可能にした動力性能重視の「スポーツモード」、雪道やアイスバーンでの発進・加速時にタイヤの空転を抑える「スノーモード」の2つのモードを新たに採用し、ぬかるみや滑りやすい路面での発進をサポートする「グリップコントロール」、急な下り坂でブレーキペダルを踏まなくても自動的に車速を約7km/hに維持する「ヒルディセントコントロール」を合わせて標準装備としました。