デザインコンセプトは、「一緒に毎日の楽しさを広げていきたくなる“愛すべき相棒”」としました。

　エクステリアは、SUVらしい踏ん張りの効いたワイドなボディに、厚いサイドボディとシャープなガラスエリアや175／60R16の大径タイヤを装着し力強いキャラクター性をアピールしています。

　特徴あるフロントデザインは、柔らかみのあるヘッドランプ・グリル形状で親しみやすさを演出しました。

　エクステリアデザインが、スズキで販売中の軽乗用車「ハスラー」に似ているのではという質問に新型「クロスビー」のチーフエンジニア高橋正志氏は、「このクルマの成り立ちは4年前の東京モーターショーでハスラーをお披露目させていただいた時に、お客様から小型車版も出して欲しいとの声を非常に多くいただきました。そこからお客様の声が増え続けたのが、きっかけになります。ハスラーの皆様に愛される、そして使いやすさを継承しながらもデザインも含めて一から見直して小型車らしい質感、それから外観全て新たにデザインし直しました」と語りました。

　新型「クロスビー」のインテリアは、質感や遊び心に溢れているだけでなく、スマートフォンや500mlの紙パックなどを便利に収納できるスペースも用意されました。

　インパネデザインは、横基調のスタイリングで広さを表現し、力強い2本のパイプフレームをモチーフにし、外から見える両端部分にサイドキャップを採用しています。

　インパネセンタースイッチには、スポーツ、スノー、グリップコントロール、ヒルディセントコントロールを特徴的なシリンダーに集約させたデザインです。

　ラゲッジスペースは、ラゲッジ側からも操作可能なシートバックスライドレバーを採用し、フルフラットや、助手席を前に倒して広く使えるなど多彩なシートアレンジが可能です。

　販売目標台数は、月間2000台、希望小売価格（消費税込み）は、HYBRID MX 2WD 1765800円からです。

【了】