“歴代最強”の新型「Gクラス」初公開! “約600馬力”の史上初「画期的システム」搭載! “AMG超え”のスペックを発揮する「G580」発表!
G580ならではの新機能「Gターン」「Gステアリング」とは?
Gターンは左右のタイヤを逆方向に回転させることで、その場でクルマの向きを変えることができるシステムで、最大2回転させることができるといいます。
なお、90度や180度など任意の位置で回転を止めることも可能です。
Gステアリングは走りながらステアリングを大きく切り込むと、自動的に内輪にブレーキが掛かると同時に外輪の駆動力が増すシステムで、これによりドリフト状態となって回転半径を小さくすることができます。
また、V8サウンドにインスパイアされたサウンドを車内外のスピーカーから出すことも可能です。
そのほか、Edition1ではAMGラインパッケージおよびナッパレザーシートやナッパレザーダッシュボード、MICROCUTルーフライナーなどが標準装備。
ステアリングやシート、ダッシュボードなどの随所にブルーステッチが施され、インテリアトリムにはブルーアクセントが織り込まれたAMG カーボンファイバーインテリアトリムを採用し、Gクラス初のEVに相応しい先進的な空間を実現しています。
パワートレインは、各車輪に最高出力147ps・最大トルク291Nmのモーターを搭載し、システム全体で最高出力587ps・最大トルク1164Nmを発揮。
この4個のモーターは個別に制御できるため、デフロックと同等の機能を備えており、デフロックを搭載しない分、車軸間の最低地上高も850mmと内燃機関モデルよりも高くなっています。
またスペックに関しては、メルセデスAMGが手掛けたGクラスのハイパフォーマンスモデルとなる「G63」(最高出力585ps・最大トルク850Nm)をも凌駕し、特にトルクに関しては歴代Gクラスのなかでも最強のパフォーマンスを誇ります。
ボディには内燃機関モデルと同じラダーフレームのシャシーを共有し、はしごの隙間に116kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載。
これにより一充電走行距離(WLTPモード)は最大530kmを達成するとしています。
充電に関しては交流普通充電(AC200V)及び直流急速充電(CHAdeMO)に対応しており、出力150kWの場合には41分で10%から80%までチャージすることが可能です。
くわえて電気駆動ユニットは厚さ26mmのアンダーボディパネルと、専用のアンダーボディプロテクションによって密閉されているため、最大渡河水深は内燃機関モデルより100mm深い850mmを記録。
そのほか最大45度の登坂性能、最大35度の側方勾配での走行が可能であることなどを含め、G580EQはEVでも内燃機関モデルと同様、本格オフロード仕様に仕立てられており、悪路走破性能を備えた1台となっています。
なお価格(消費税込)は2635万円で、同日より受注を開始し、デリバリーは同年11月を予定しているとのことです。
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メルセデス・ベンツ日本社長兼CEOのゲルティンガー剛氏は、G580EQの発表に際し次のように述べます。
「Gクラスは誕生からメルセデス・ベンツSUVの頂点に立つ存在であり、そのGクラスが今回のEV化により新たにEVの頂点をも極める存在となります」
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