約670万円! トヨタが新型「スポーティセダン」公開! 精悍“サメ顔”が超カッコイイ! 11代目「カムリ」タイで発売

トヨタのタイ法人は2024年10月10日、新型「カムリ」を発表しました。新型カムリとは一体どのようなクルマなのでしょうか。

日本では消滅した「カムリ」次期モデルが登場

 2024年10月10日、トヨタのタイ法人は新型「カムリ」を発表しました。
 
 日本では販売を終了したラージクラスセダンですが、タイで公開されたのは新たな世代のモデルだといいます。

タイで発表された新型「カムリ」
タイで発表された新型「カムリ」

 カムリは、トヨタが製造、販売している高級セダン。

 初代モデルが登場したのは1980年で、当時は「セリカ・カムリ」という車名でした。

 約2年後の1982年に登場した2代目モデルから「セリカ」の名前が取れ、カムリとして販売されます。

 現行モデルは、10度のフルモデルチェンジを経て登場した11代目。

 日本国内では10代目モデルまで販売されていましたが、11代目に代わるタイミングで販売終了し、現在は日本国内での販売はありません。

 そして今回タイで発表された新型は、最新の11代目です。

 ボディサイズは、全長4920mm×全幅1840mm×全高1445mm、ホイールベース2825mm。

 エクステリアは、「Energetic Beauty」のデザインテーマを掲げ、フロントはコの字型ランプが特徴のハンマーヘッドデザイン、ライトやテールランプにはLEDを採用し、モダンなデザインとなっています。

 さらに新デザインの18インチアルミホイールを採用することで、スポーティさも強調。

 インテリアもおなじく、「Energetic Beauty」のデザインテーマを掲げ、開閉可能な電動サンシェードを搭載したパノラミックルーフにより、車内を明るく開放的にしているのが特長です。

 運転席はコックピットをイメージしたデザインで、軽快な走行感を演出。シート表皮は本革スムースレザーと合成皮革を使用し、シンプルながらモダンなルックスとなっています。

 前部座席には電動ランバーサポートやシートベンチレータが搭載され、後部座席には電動バックレストやドアサンシェードを搭載するなど、快適装備も充実。

 インテリアカラーはブラックを基本とし、最高級グレードである「HEVプレミアムラグジュアリーモデル」のみイエローブラウン、プレシャスメタルシルバー、プラチナホワイトパールの特別カラー3色からも選択可能です。

 パワートレインは、2.5リッター直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。最高出力227馬力・最大トルク208Nmを発生します。

 安全装備として、トヨタセーフティセンスを標準装備。

 ボディカラーはセメントグレーメタリック、プレシャスメタルシルバー、アティチュードブラックマイカ、プラチナホワイトパールの全4色から選択可能で、価格は147万5000バーツ(約663万円)から180万9000バーツ(約813万円)での販売です。

※ ※ ※

 北米での初登場から約1年遅れでタイに登場した、11代目カムリ。

 エクステリアにハンマーヘッドデザインを採用したことにより、先代モデルとは大きく変わったデザインとなっています。

 快適装備の充実ぶりはまさに高級車といった感じで、日本国内での販売がなくなってしまったことが悔やまれるクルマです。

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