盛り上がりをみせる全日本スーパーフォーミュラ選手権!「kid’s com Team KCMG」チームの戦いに”最接近”して観戦してみた
2024年10月12日~13日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第6/7戦が富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開催されました。晴天のもとでおこなわれたレースのなかで、パイオニアがスポンサーをしている「kid's com Team KCMG」チームの戦いの模様に密着しました。
2日間で4万3000人以上を動員! 盛り上がりをみせるスーパーフォーミュラ
2024年10月12日と13日の2日間にわたり、富士スピードウェイ(静岡県小山町)にて「2024全日本スーパーフォーミュラ選手権第6/7戦がおこなわれました。
快晴の秋晴れのなか行われた本レースは、2日間で延べ4万3000人以上を動員し、子ども連れや10~20代の若いモータースポーツファンも多く集まり、昨今のスーパーフォーミュラ人気を実感する盛況ぶりでした。
多くのチームやドライバーが参戦するスーパーフォーミュラですが、今回はパイオニアがサポートをする「Kids com Team KCMG」チームに密着。本チームのドライバー2人は、元F1パイロットでル・マン24時間選手権のウィナーでもある小林可夢偉選手、今年からチームに加わった福住仁嶺選手という布陣です。土曜日の予選走行のピットの様子から、決勝走行の様子まで取材しました。
「kid's com Team KCMG」チームは2戦連続で表彰台を獲得!
スーパーフォーミュラの予選はQ1/Q2のノックアウト方式でおこなわれます。まずA組とB組の2組に分けられ、最初の予選10分間の各組上位6台が次の予選「Q2」へと進出する形ですが、土曜日の予選では「kid’s com Team KCMG」のドライバー2人ともに見事Q1を突破しQ2へ進みます。
ピット内はQ2進出の喜びもつかの間、次のアタックに向けてすぐに緊張した空気に包まれて走行準備が進められます。Q2は7分間おこなわれ、各マシンとドライバーが念入りにタイヤに熱入れをおこなった上でタイムアタックが実施されます。
結果、福住選手が2位の太田格之進選手を0.004秒差で抑えて、見事ポールポジションを獲得しました。小林可夢偉選手も11位となり、10月とは思えない暑さを感じる気温で路面温度も上昇するなか、41周の決勝を迎えます。
決勝では、11番手からピットインを挟んでじわじわと終盤順位を上げてきた小林可夢偉選手が、2019年以来となる3位、表彰台を獲得しました。ポールポジションからスタートした福住選手は、途中他マシンとの接触などもあり、パーツ破損を抱えながら5位となりました。悔しい結果でしたが、翌日曜日の第7戦決勝では見事に2位を獲得! 「Kids com Team KCMG」チームは2戦連続で表彰台を獲得しランキングも4位に上昇し、次戦の鈴鹿戦に向けてチームとドライバーそれぞれに勢いを感じる富士戦となりました。
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