スズキ新型「アルト」そろそろ登場!? 「600kg以下」の“ウルトラライト軽”誕生か!“超”軽量化ボディどうやって実現するのか
スズキは2024年7月に開催した次世代の技術戦略説明会のなかで、次期「アルト」の開発について言及。新型は現行型からさらに100kgの軽量化を目指すと宣言しました。次期モデルはどのようなクルマとなるのでしょうか。
もともと軽い「アルト」が次期型ではさらに100kgの軽量化を実施!?
2024年7月に催された「次世代の技術戦略説明会」のなかでスズキは、次期アルト開発について言及しました。
次期アルトはどのようなクルマになるのでしょうか。
次世代の技術戦略説明会でスズキは、10年先を見据えた「エネルギーを極小化させる技術戦略」として、カーボンニュートラルの実現に向けた技術開発の方向性を発表しています。
説明会では次期10代目アルトにも触れ、技術戦略に沿った形で開発を進めていること、そして現行の9代目アルトと比べて重量を「100kg軽くする」ことを明らかにしました。
2021年12月より発売が始まった現行型の9代目アルトは、ガソリン車(2WD)が680kg、マイルドハイブリッド車(2WD)が700kgと、現在、販売されている軽自動車の中でも最軽量の部類に入ります。
次期アルトについては、プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」のアップデートと軽量化、内装に使用される樹脂パーツの変更やスイッチ類の統合・省略化などを講じて、100kgの軽量化に挑むそうです。
4月には、ヘンケルジャパンのオートモーティブOEM事業部は、新型コンパクトカー「スイフト」のアンダーボディ接合面に、同社の開発した高減衰構造用接着剤「TEROSON HDSA」が採用されたことを発表しました。
フロアパネルと骨格の溶接部にTEROSON HDSAを用いることで、パワートレーンから伝わる振動や騒音、ロードノイズとの共振を抑制し、車体重量を維持したまま、車体の振動を効率的に低減できるとしています。
近年、自動車用接着剤は著しい進化を見せており、名古屋大学は9月に、トヨタ子会社のアイシン化工との共同研究で、優れた衝撃強度や剥離強度を有した次世代構造用接着剤を開発したと発表しました。
これまでボディの振動の抑制には、補強部品の追加や板厚の増加で剛性を高める手法が一般的でした。
新しい自動車用の接着剤を用いることで、補強や板厚の増加を必要としないシャーシ造りが可能となり、自動車の軽量化や走行安定性、燃費改善に大きく貢献すると目されています。
おそらく次期アルトにはTEROSON HDSA、あるいは最新の自動車用接着剤を用いた軽量化も計画されているでしょう。
とはいえ安全性の高さや様々な運転支援装備が求められる昨今、重量を100kgも軽くするのは簡単なことではありません。
5代目以前のモデルで採用されていた3ドアに回帰するなど、大胆な手法が計画されているのかもしれません。
同社内はもとより、他メーカーの軽自動車にも大きな影響を及ぼすであろう次期アルトの“超”軽量化。
歴代のアルトはおよそ4年から6年のサイクルでモデルチェンジを実施していることから、次期アルトは早くとも2025年以降の登場が見込まれます。
新型の登場までもう少し時間がかかるものと思われますが、その進捗報告には目が離せません。
あからさまな受け売り記事ですね。色々書くのが面倒なので端的に言うと、溶接と接着剤による接合を一緒くたにして書いて居るので、内容が良く理解できません(溶接と接着を同義で使用して居る)。接着剤を使用する事に拠って、なぜ振動騒音共振が抑制されるの?なぜ車両重量が変わらないの?その説明が一切無い(一般的には軽くなると云う事なんじゃないんですかね、変わんないならなぜ溶接でやらないのですか?)