「無料で路駐」できるなんてサイコー! でも“違反切符”切られることも!? 勘違いしやすい“Pメーター”「制限駐車区間」“時間外”の駐め方とは

都市部の道路では、路上に「パーキングメーター」を備えた駐車区画が用意されていることがあります。時間指定などがある場合もあり難解なケースも多くあります。どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

時間指定外の「パーキングメーター」区画は「駐めてイイ」の!?

 都市部の道路のほとんどは「駐車禁止」と定められていますが、一部では路上駐車が可能な区間も用意されています。
 
 しかし時間指定があったり、時間指定外の駐車が可能なのかがわかりづらいケースも多く見られます。どのように判断すれば良いのでしょうか。

「パーキングメーター」標識[画像はイメージです]
「パーキングメーター」標識[画像はイメージです]

 都市部における路上駐車区間の多くには、「パーキングメーター」ないしは「パーキングチケット発給機」を備えています。

 一般的にはまとめて“パーキングメーター”と呼ばれることが多いようです。

 しかし駐車禁止ではないと思っていたところが、実は時間帯によって駐車禁止であったというシチュエーションもあり、初見ではわかりづらいケースも少なくないようです。

 そもそもパーキングメーター(パーキングチケット発給設備を備える時間制限駐車区間を含む、以下同)とは、各都道府県の公安委員会が合法的な路上駐車を認めて設置する「時間制限駐車区間」に備える料金徴収機器のこと。

 都市部の複数車線で歩道側の1車線に、白線で駐車箇所が区切られています。

 短時間の駐車を想定しており、駐車可能時間は1時間が多いですが、場所により40分、20分などと短いところもあります。

 なお1時間以上の駐車時間を許可している場所は存在していません。

 時間制限駐車区間は、2022年度末時点で全国に1198区間( 総延長約305km)、パーキングメーターは1万2585基、パーキングチケット発給設備が1117基(駐車可能枠数6730台)あります。

 パーキングメーターの全国設置数は、2008年(平成20年)の2万882基に比べると約3割ほど減少しており、今後もさらに少なくなるとされています。

 この背景には利用者数の減少、コインパーキングの増加、自転車レーンへの転用など複数の理由が重なっています。

 パーキングメーターは24時間を通して稼働されていることがなく、夜間は停止され、場所により土日なども停止されています。

 パーキングメーターが停止している間は、区切られた区画が「駐車禁止」となる場合と「駐車可能」な場合に分かれます。

 この駐車禁止もしくは駐車可能の判断を誤ると「駐車禁止じゃないと思ったのに、駐禁を切られた!」という事態に陥ってしまうことも。

 それには、誤判断しやすい状況があります。

 パーキングメーター設置箇所の道路標識には、理解がすぐにできないトリッキーなものが多く存在します。

 逆に時間制限駐車区間の道路標識しかなく、判断しにくいケースもあります。

 どのように判別すれば良いのでしょうか。

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1件のコメント

  1. 「違法性を問われない」からと言って、好き勝手に留め置くのは問題が有ろう。しかも記事としてそれを掲載し、奨励するかのような内容。ライターのコンプライアンス意識を疑うが、路駐により巻き起こされる危険性は無視ですかね。

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