ホンダの新型「コンパクト・ミニバン」登場! 進化し続ける“小さな7人乗り”モデル! 新型「フリード」どんなクルマ?
ホンダのコンパクトミニバン「フリード」は、ゆとりある室内空間と使い勝手の良いシートアレンジによって高い人気を獲得していますが、最新モデルはどのようなクルマなのでしょうか。
最高にちょうどいいクルマ!? ホンダの「フリード」とは
ホンダの「フリード」は、ホンダ最小クラスのコンパクトミニバンです。
同車はファミリーユーザーを中心に高い人気を得ていますが、現行モデルはどのようなクルマなのでしょうか。
フリードは、2008年5月に初代モデルが誕生し、2016年9月に2代目モデルが登場。現行モデルは2024年9月に発売された3代目です。
初代フリードのコンセプトは、「フリーライフ・クリエイション」。
街に映えるダイナミックかつスタイリッシュなフォルムと、使い勝手の良い3列シート、コンパクトでありながらも広い室内空間を実現した「新サイズのミニバン」として、ホンダの主力モデルとなりました。
そして2代目では、3列シート車の「フリード」と2列シート車の「フリードプラス」を同時発売。ハイブリッドモデルの設定や先進運転支援システム「ホンダ センシング」を採用し、走行・安全性能も高めています。
その後、クロスオーバースタイルの「フリード クロスター」を追加発売。アウトドアブームの波に乗り、その人気をさらに不動のものとしました。
では、2024年9月に販売されたばかりの3代目フリードには、一体どのような特徴があるでしょうか。
新型フリードでは、ファミリーカーとしての魅力を高めた「AIR」と、クロスオーバースタイルのデザインをさらに進化させアウトドアレジャーの楽しみを広げた「CROSSTAR」の2つのスタイルがあります。
AIRのエクステリアは、さまざまなシーンに似合う水平基調のラインで構成されたシンプルな造形と、クリーンなサーフェイスで構成したモダンなデザインを採用。
一方でCROSSTARのエクステリアは、AIRのシンプルさをベースに高純度のシルバーガーニッシュパーツをふんだんに取り入れ、ボディの下まわり全周にわたってクロスター専用のブラックガーニッシュを採用。フリードの持つ個性を生かしながらも、コントラストによる力強さを大胆に強調しています。
ボディサイズは、全長4310mm×全幅1695mm(クロスターは1720mm)×全高1755mm。
ボディ構造には、軽量かつ高強度の鋼板を各所に採用し、また衝突時の衝撃を制御する独自技術「G-CON」によって、相手車両や歩行者に与えるダメージを軽減します。
またコンパクトなボディは最小回転半径5.2mを実現し、死角の少ない運転視界は扱いやすさに繋がっています。
インテリアは、スッキリとした視覚的ノイズの少ないシンプルな構造とし、ストレスなく操作が可能でゆったりとした気持ちになれる空間を目指しました。
7インチのTFT液晶メーターは、必要最小限の情報に絞り込んだ表示とし、見やすさとわかりやすさを追求。
シートファブリックには、撥水・撥油効果があるFABTECTを採用しており、水を弾くだけでなく、食べ物の油分も弾くので拭き取りやすくなっています。
またバックコート層にもフッ素樹脂加工を施し、ウレタン層へ染み込みにくくすることで、臭いの原因が残りにくい構造です。
シートは全席フリーウォークスルー設計でシートスライドをせずにそのまま全席へアクセス可能。
2列目上部は、リアクーラーを設定し快適性も大幅に向上しています。(タイプ別設定)
車内には、14カ所もの収納スペースを設け、ティッシュケースが入るインパネアッパーボックス(助手席側)やシートバックポケット、充電用USB端子、アームレストと一体化したコンビニフックなど、便利で使いやすい室内空間です。
改良された3列目シートは、軽い力ではね上げられるようにシートを軽量化。
ピボット位置を下げたことで3列目収納時の角度が変わり、荷室スペースが増えています。
パワートレインは、ガソリン車には1.5リッター DOHC i-VTECエンジンに無段変速オートマチック(トルクコンバーター付)を組み合わせています。
またハイブリッド車には、1.5リッター DOHC i-VTECエンジン+2モーターに電気式無段変速機を組み合わせています。
平均燃費は、1リッターあたり25.6km(WLCTモード)。市街地モードでは25.9kmnとなっています。(参考車種:FREED e:HEV AIRのFFモデル)
駆動方式は全タイプでFFと4WDが用意されています。(乗車定員7名は、FFのみ)
先進運転支援システムでは、17もの安全機能が搭載された「ホンダ センシング」を全タイプに標準装備。
フロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサーを用いたシステムを採用し、さらなる安心・安全を追求しています。
そのほか、ホンダ独自の「早く・優しく・長く」膨らむi-SRSエアバッグ、サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグシステムを搭載し、優れた乗員保護機能を発揮します。
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