ホンダ新型「フリード」の「キャンピングカー仕様」初公開! 斬新「車中泊仕様」は“断熱”&“電装”も完備! ロッキー2「マウンテンビレッジ」横浜で初披露
2024年9月14日から15日まで開催された「横浜キャンピングカーショー2024」でロッキー2(横浜市旭区)は、ホンダの新型コンパクトミニバン「フリード(フリード クロスター)」をベースにしたキャンピングカー「フリード クロスター MV」を初披露しました。どのようなクルマなのでしょうか。
デビュー間もない新型「フリード」をさっそくキャンピングカー化!
2024年9月14日から15日までパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催された「横浜キャンピングカーショー2024」では、全国のキャンピングカービルダーなどが約130台のキャンピングカーを出展し、多くの来場者を集めました。
なかでも、ロッキー2(横浜市旭区)は、ホンダの新型コンパクトミニバン「フリード(フリード クロスター)」をベースにした新型キャンピングカー「フリード クロスター MV(Mountain Village)」を会場で初披露し注目を集めました。
フリードは、2008年に初代が登場したホンダ最小クラスのミニバンです。
コンパクトなボディのなかに巧みなレイアウトをおこない、後席スライドドアと3列シート配置を実現しました。
荷室部を専用設計した2列シート・5人乗り仕様もラインナップされ、幅広いユーザーから支持を集める人気モデルとなっています。
そんなフリードは2024年6月28日に8年ぶりのフルモデルチェンジを実施し、3代目となりました。
新型フリードでは、子育て層向けの「フリード AIR(エアー)」と、SUVテイストを加えたクロスオーバースタイルの「フリード CROSSTAR(クロスター)」という2つのタイプを設定したのが特徴です。
ベースとなる新型フリード エアーのボディサイズは、全長4310mm×全幅1695mm×全高1755mm、ホイールベース2740mmで、先代フリードとほぼ同等の5ナンバー枠を維持しますが、フェンダーまわりをワイド化した新型フリード クロスターは車幅が25mm拡大し1720mmとなり、3ナンバー車となりました。
ともに新設定の2モーターハイブリッド「e:HEV(イーエイチイーブイ)」と、1.5リッターDOHC i-VTECガソリンエンジンの2つのパワートレインが用意され、FF(前輪駆動)と4WDが選択可能です。
なお新型では5人乗り仕様がフリード クロスターのみの設定となっています。
そんなデビュー間もない新型フリード クロスター 5人乗り仕様をベースに、さっそくキャンピングカー仕様に仕立てたのがロッキー2です。
同社はキャンピングカーの販売や整備に加えオリジナルキャンパーの製作をおこなっており、先代フリードをベースにした「フリード+ MV」は好評を博していたといいます。
今回初公開された新型フリード クロスター MVは、デザインを一新するなどグレードアップを図ったニューモデルです。
室内は後席をオリジナルシートに換装し、対面対座のダイネット構造に改装。長さ1800mm×幅1270mmでベッドマットと組み合わせることで、大人2名の就寝が可能です。
取り外し可能なフレキシブルテーブルや、左右のクオーターパネル内側に棚付きのキャビネットを備えるほか、走行充電可能な92AhのサブバッテリーやAC100Vコンセント、USBポート、外部電源コネクターなどをセットした電装キットを標準装備します。
またオプションで1500Wインバーターや天井断熱加工、カーテンセット、エンジン停車時に使えるFFヒーターなどを用意しており、横浜キャンピングカーショー2024会場でもこうした装備を搭載したフルオプション仕様が展示されていました。
会場の担当者は「おかげさまで好評です」と話し、次々と集まる来場者の対応に追われるなど、会期中は常に高い注目を集めていたようです。
ロッキー2オリジナルのキャンピングカー、新型フリード クロスター MVの販売価格(消費税込み)は398万2700円(ガソリン・FFモデル)から。
展示車両はオプション込みで459万8700円。8ナンバーのキャンピングカー登録とはせず、3ナンバー仕様のままとなっています。
新型になっても、フラットにはならないんですね。マットでかさ上げしないとダメなんですね。進歩なく残念!開発陣は、使った事が無いのですかね?