北陸~加古川が最短距離に!?「第二の播但道」計画が進行中! どんどん信号ゼロになる「東播磨道」どこまで工事進んだ?

兵庫県の南北軸として、「播但道」と「舞鶴若狭道」のあいだにもう1本、新たな南北軸となる高規格道路が計画・整備されています。どんな道路なのでしょうか。

北陸から播磨臨海エリアへ最短距離

 太平洋側から日本海側まで、南北に広い県土を持つ兵庫県。互いに行き来しやすくするため、「播但道」と「舞鶴若狭道」という、2本の自動車専用道路が整備されています。
 
 これに加えて、あいだにもう1本、新たな南北軸となる高規格道路の構想があります。
   
 完成すればどう便利になるのでしょうか。また、計画はどこまで進展しているのでしょうか。

八幡三木ランプの完成イメージ(画像:兵庫県)
八幡三木ランプの完成イメージ(画像:兵庫県)

 この高規格道路は、播磨エリアから西脇市を経て、氷上ICで北近畿豊岡道に至るルートです。

 現在は国道175号がそのネットワークを担っていますが、渋滞ポイントを複数抱えるほか、生活道路との混在により、長距離ネットワークの役割を果たせていません。

 北陸~兵庫臨海部のルートは、北陸道から舞鶴若狭道が最短距離で下りてきますが、そこから肝心の臨海部へのネットワークが貧弱になっています。阪神高速を乗り継いでクネクネと南下するか、播但道で姫路まで行くしかありません。

 そこへ、敦賀~舞鶴~中国道・山陽道~播磨臨海部の無駄のない高規格ルートを確保するのが、「東播丹波連絡道路」「東播磨内陸道路」「東播磨道」という一連の計画・構想です。

 気になる進捗ですが、南から徐々に計画が具体化し、開通に至っています。

【画像】超便利!? これが「第二の播但道」ルートと工事状況です(14枚)

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