ホンダ新型「プレリュード」24年ぶり復活! 史上初の「画期的トランスミッション」採用で“走って楽しい”仕様に! 新たな「スペシャリティクーペ」どんなクルマになる?
2025年秋といわれているホンダの新型「プレリュード」。24年ぶりに復活するクーペモデルは、いったいどのようなクルマになるのでしょうか。
新型「プレリュード」は「走れる“楽しい”ハイブリッド」搭載!?
24年ぶりにその名が復活するホンダの「プレリュード」。最近はテストカーの目撃情報も増えてきていて、「登場まであとわずか!」といった雰囲気が漂っています。
登場は今年2025年秋といわれていますが、改めて現時点で新型プレリュードに関して分かっていることを整理してみましょう。
![ホンダ「新型プレリュード」プロトタイプ[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/02/20250212_Honda_PRELUDE_001.jpg?v=1739331819)
新型プレリュードの初登場は2023年秋の「ジャパンモビリティショー」でした。
この時は「コンセプトモデル」と銘打っていて、実際に筆者(西川昇吾)が取材した当時も「あくまでコンセプトなので、市販化に関してはあまり考えておりません」といった回答であったのを記憶しています。
このときはまだプレリュードを、というよりは、2ドアクーペ自体をホンダとして世に出す意図はなかったのかもしれません。
その後、同年11月に開催された「ロサンゼルスモーターショー」でも、ホンダはプレリュードを披露しています。
この2つのショーでのリアクションがよかったのか、プレリュードが実際に登場するという話が一気に加速していきました。
昨年2024年には、一部メディア向けにプロトタイプモデルの試乗会も実際されていて、登場することはほぼ間違いない状況になりました。
新型プレリュード最大の特徴はパワートレインにあるといえます。
「Honda S+ Shift」と呼ばれる新システムを採用していて、ハイブリッド車でありながら、DCT(デュアルクラッチ式トランスミッション)を搭載している内燃機関のスポーツカーのような切れ味の鋭い変速フィーリングが楽しめるようになっているのです。
変速感のあるハイブリッド、といえば既に「シビック」に採用されている「スポーツe:HEV」が思い浮かぶかもしれません。
ただ、これよりも更にスポーティなフィーリングに仕上がっているとのことです。
この新パワートレインの実現には、ホンダがシビックのハイブリッドモデルで参戦を続けている「もてぎEnjoy耐久レース(Joy耐)」などでの知見も生かされています。
まさにモータースポーツ由来の「走れる“楽しい”ハイブリッド」といえるシステムです。
また新型プレリュード(プロトタイプ)には、シャシはシビックの高性能版「タイプR」のものをベースにして、アーム関係やダンパーセッティングなどを変更しています。
シビック タイプRほどサーキットでのタイム志向ではなく、かつてスペシャリティカーとして名をはせたプレリュードらしく、ドライバーが楽しいと思える乗り味を求めたセッティングとなっているようです。
グローバルモデルとして販売される予定の新型プレリュードですが、日本とアメリカがほぼ同時期に発売となり、この2つの市場が実質世界最速発売となるようです。
ホンダとしても久々の純粋なクーペである新型プレリュード。
スポーツカーらしいスタイリングと電動車でも楽しいドライビングフィールを持つこのクルマは、新時代のスポーツカーの1つのトレンドとなるかもしれません。
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