ホンダが新型「N-BOX」初公開! “SUVモデル”…とは「ちょっと違う」!? 大人気「軽スーパーハイトワゴン」第三弾「JOY」の狙いとは

チェック柄のオシャレな室内で「ピクニック」できる!?

 新型N-BOX JOYの特徴、続いては激変したインテリアを見ていきましょう。

 内装は、広大な室内空間を最大限に活かし、チェック柄のシートと「ふらっとテラス」の採用で心おどる空間に仕上がっています。

新型「N-BOX JOY」の大きな特徴である「ふらっとテラス」
新型「N-BOX JOY」の大きな特徴である「ふらっとテラス」

 開発のスタート時は、「ピクニック気分を手軽に味わいたいよね」というところからはじまり、まずフラットにしたラゲッスペースジにチェック柄の布を敷いてみたといいます。

 その時に自然と「お茶したいね」という気分になったのが、チェック柄を提案するきっかけだったそう。

 もともと、荷室に使われることが一般的な不織布は水を吸いやすく、ついたホコリも取りにくいため、それなら撥水加工にして濡れても拭き取りやすく、荷物を積んだり人やペットが乗ったりしてガシガシ使っても傷みにくい素材にしたかったといいます。

 ただ、チェック柄といっても膨大な色やパターンがあり、ジェンダーフリーで年代を問わず、飽きずに長く愛着を持ってもらえて、汚れも目立ちにくい、といった多くの要件を満たすチェック柄を開発するのはとても苦労したとのこと。

 試行錯誤の末に、ブラウンとベージュをベースに、よくよく見るとオレンジとブルーが細かく混ざっている新型N-BOX JOY独自のチェック柄を開発しました。

 オレンジとブルーは補色となっていて、混ぜると黒になることから、明るすぎるチェック柄よりも少し色味を落としたかったことと、複雑な色が入っている方が汚れがついた時に目立ちにくいので、気楽に使えるおおらかなチェック柄が出来上がったということでした。

 室内に入ってみると、シートだけでなくアームレストも両面がチェック柄となっており、室内全体がお部屋のようにリラックスした雰囲気に。

 Nシリーズ初の撥水表皮となっていますが、座り心地も身体にほどよくフィットしてゆったりと過ごせそうです。

 インパネは汚れても目立ちにくいよう色味がブラウンに変更されており、全体がコーディネートされているのもオシャレです。

 そして、新型N-BOX JOYの大きな特徴となっている「ふらっとテラス」を体験してみました。

 使い方は後席を前に倒すだけと簡単。ホンダの軽はセンタータンクレイアウト採用による超低床がさまざまなメリットを生み出していますが、新型N-BOX JOYではあえてラゲッジのフロア後端を80mm上げることで、フラットなスペースを最大限に利用できるようにしています。

 さらに、バックドア側を向いて座った時、フレームの凹凸を感じてゴツゴツすることのないようプレートを入れて座り心地の良さも追求。

 日本初となる織物表皮の成形同時接着という技術を用いて、汚れを気にせず使える機能性や耐久性と、見た目のオシャレさを両立しています。

 フロア後端を上げた分、アンダーフロアの収納スペースが容量18Lと大きくなり、開口部の幅は666mm、深さは182mmで折りたたみチェアなどの荷物が収納できるほど。

 フロアエンドボードは自立するので、背の高い荷物を積む時にも便利です。

 またしっかりとしたフラットスペースとなったフロア上には、27インチ自転車などの大きな荷物も安定して積みやすくなっています。

 こうして、ナチュラルで気軽なリラックス感を追求し、新たな魅力を手に入れた新型N-BOX JOY。

 若い世代を中心に、愛犬家やプレファミリー、子離れ世代にも響く1台となっています。

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