ホンダ「コンパクトSUV」が“走り系モデル”に進化!? 新開発の「サスキット」スゴい! 無限カスタムの「ヴェゼル」の実力は?

ホンダSUV用の無限パーツにはどんなアイテムがある?

 そんな無限の市販車用アイテムの中で、SUV用に開発された注目パーツを紹介しましょう。

 まずは走りの評価が高い「ZR-V」向けとして、エクステリアは「フロントアンダースポイラー」「サイドスポイラー」そして「リヤアンダースポイラー」といった基本のエアロアイテムに加え、リヤウインドウ下に追加する「テールゲートガーニッシュ」が個性的。

無限パーツを盛り込んだホンダSUV
無限パーツを盛り込んだホンダSUV

 ダウンフォースを高めるとともに、それらのアイテムに加えて純正テールゲートスポイラー上部に装着することで前後の空力バランスを整える「ガーニーフラップ」も用意しているので、せっかくならセットで装着するのがいいでしょう。

 また、機能系アイテムとしては排気音を軽快な音質とする「スポーツエキゾーストシステム」やノーマルに対して1インチアップ&1.5Jもワイド化しつつ1本あたり0.2kgの軽量化を果たした19インチアルミホイール「MDC」もラインナップしています。

 そして注目は、車体前後に装着するパフォーマンスダンパーです。これはほんのわずか動くことで路面からの入力に対する車体の減衰力を高め、乗り心地やハンドリングをよくするアイテムです。

 またヴェゼル用にもエアロ系アイテムをはじめ、18インチのノーマルホイールに対して3.2kg/本の軽量化を果たしたアルミホイール「MDW」や排気管の後方(サイレンサー周辺)を交換する「スポーツサイレンサー」も設定。もちろん「パフォーマンスダンパー」もラインナップしています。

 エクステリアアイテムは、マイナーチェンジ前/後のどちらのモデルにも対応。新車購入時だけでなく、すでに乗っている愛車に追加したり、中古車にも取り付けできるのがうれしいところです。

※ ※ ※

 無限パーツのなかで、筆者(工藤貴宏)が考える、新車購入時に装着すべきオススメのアイテムは「スポーツマット」(フロアマット)や「ベンチレーテッドバイザー」(サンバイザー)です。

 なぜならフロアマットは多くの人が装着するものであり、せっかくなら純正ではなくスポーティなデザインの無限のアイテムを選んで足元のお洒落を楽しみたいから。

 純正用品の装着率が高いサンバイザーも同様の理由です。それらは、新車購入と同時に買うのがいいでしょう。

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Writer: 工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。

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