トヨタ新型「ランクルFJ」まもなく登場!? 25年に“噂のミニランクル”投入か レトロ顔&Tエンブレムを採用? みんなの予想は

みんなが予想する「ミニランクル」とは? 日本だけじゃない他の国でも熱視線!?

 一方でメディアはそれには懐疑的で、“NEWランクル”のデザインはすでにコンパクトクルーザーEVでほぼ完成しているという見方が大半を占めています。

 たしかに発表会で映し出された新型ランドクルーザーのシルエットを凝視すると、コンパクトクルーザーEVに酷似した4ドアモデルであることが分かります。ウインドウの形状も、ほぼ同じです。

 ちなみにアメリカでは、新型ランドクルーザーはガソリン車とハイブリッド車が用意されるという見方が大半を占めており、BEVの発売は数年先になると考えているメディア、ジャーナリストが多いようです。

 さらにアメリカ以上に、ランドクルーザーの大きな市場となっているのがオーストラリアです。

 この国でのNEWモデルへの期待感は、アメリカ以上と言えるかもしれません。

 農業が盛んなオーストラリアは、ランドクルーザー40系を筆頭に、貴重な歴代ランドクルーザーが未だに現役で働いている国としてファンに知られています。

 FJクルーザーの主要な市場としても知られるオーストラリアでは、250的なシルエットとマスクながら、丸形ヘッドライトの意匠も持っているのではないかという予想が主流になっています。

 あるモータージャーナリストは「新型の70があの顔を採用した段階で、FJの伝統的な意匠を踏襲する方向性が決まったのではないだろうか」と語っています。

タイで発売される「ハイラックスチャンプ」ベースで「ミニランクル」が登場するという噂も
タイで発売される「ハイラックスチャンプ」ベースで「ミニランクル」が登場するという噂も

 また別なメディアは、日本の発表会で壇上に上がったトヨタ取締役でチーフブランディングオフィサーであるサイモン・ハンフリーズ氏の言葉に注目。

 サイモン・ハンフリーズ氏が「ランクルでの体験を向上させるだけでなく、モビリティの新しいアプローチを模索するかもしれない」という発言に注目し、ミニランクルはシリーズ初のBEVでデビューする可能性も示唆しています。

 さらに、「海外ではランドクルーザーFJの名前で販売されるが、日本では違うモデル名になる」とか、「車格はカローラクロスとほぼ同等で、オーストラリアではスズキ『ジムニーXL(5ドア)』のライバルに位置づけられる」といった興味深い予想もあります。

 いずれにせよ、アメリカやオーストラリア、そしてアジア各国では、2025年にミニランクルこと新型ランドクルーザーが発表されるだろうという見方が大半を占めています。

 日本市場で考えてみると、ショートボディのランドクルーザーの投入は、2006年に初代70の販売が中止されて以来。

 代を追うごとにサイズアップしていく傾向の中で、日本でも走らせやすいランクルの登場は、ユーザーの念願とも言えます。

 新型モデルは、4ドア化することで単なるショートボディではない実用性も備えており、ファミリー層へのアピール度も十分。

 さらにカーボンニュートラル時代にふさわしい電動パワーユニット、250や300、70でも発揮できないショートボディならではの卓越した悪路走破性。

 そして他モデルにはないリーズナブルな価格設定が予想されることから、嫌が応でも世界中で期待感が高まっています。

 発売は2025年というのが濃厚ですが、もしかすると年内に事前発表というカタチで新型ランドクルーザーのビッグニュースが飛び込んでくるかもしれません。

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