12年ぶりに復活した三菱の最新「本格4WD」がめちゃ人気! 全長5.3m級の「ビッグサイズ」どう思う!? 「トライトン」オーナーの反響とは
「トライトン」オーナーの多くは「サイズは意外と気にならない」
三菱は2024年9月6日から8日まで、オートキャンプイベント「スターキャンプ2024 in 朝霧高原」を開催しました。
富士山のふもとに広がる草原の大きなキャンプ場「ふもとっぱら」(静岡県富士宮市)の会場には、前年の倍となるおよそ600組の参加者が集まり、例年以上に盛況なイベントとなりました。
そんなスターキャンプ来場者のなかには、まだデビュー間もない新型トライトンの姿も複数ありました。
首都圏から4人家族で訪れたGLSグレードのオーナーは、3月に納車されたといいます。
「(クロスオーバーミニバン)デリカD:5からの乗り換えです。
純正アクセサリーのホイールモールやサードパーティ製の荷台用キャリア、アルミホイールなどでさっそくカスタマイズしています」
関西から来場したGSRのオーナーは、マツダ「CX-5」からの乗り換え。こちらも早くもカスタマイズの手が入っています。
「100点満点です。満足度は高いです。来年はトライトン専用のテント区画ができることを期待しています」といい、オーナー同士の交流にも期待している様子。
そして、8月に納車されたばかりで「これから孫とのキャンプを楽しみたいです」と語る東京都内のGLSオーナーは、13万キロ乗ったデリカD:5からの乗り換えです。
「(荷台に載せる純正アクセサリーの)キャノピーを注文して届くのを待っています」とのこと。
キャノピーを搭載することで、荷台が屋根付きの空間となり、荷物を雨や盗難から守ることができるアイテムですが、現在納品待ちだといいます。
他のオーナーも荷台にトノカバーを装着したり、養生シートをかけるなど、積載物を保護している人が多いようです。
なお全長5.3mという新型トライトンの巨大サイズについては、どのオーナーも「乗ってみるとそんなには気にならない」といった主旨の回答が返って来ました。
「駐車は苦労することもあるものの、見晴らしも良く運転はカンタン」というのが共通の認識です。
筆者(くるまのニュース編集部 記者T)も実際に新型トライトンで街乗りや郊外路、高速道路などを運転してみましたが、視界の良さや自然なシートポジションが奏功し、良好な取り回しを実感しました。
ただし街中でのUターンでは大きな全長を意識させられるほか、全長5m以下に制限される駐車場には停められない点などは注意が必要そうです。
ラダーフレームとリーフリジッドサスペンションという本格派ながら、乗り心地や直進性も上々で、静粛性も高いことと相まって、高級SUV同等の乗り味といえます。
※ ※ ※
2023年12月21日の正式発表からおよそ半年が経過した2024年7月、三菱は新型トライトンの販売状況を発表しました。
6月末の時点での累計受注台数は2900台以上。目標に対し約2.4倍の受注が集まったといいます。
人気グレードはGSRが約87%を占め、人気ボディカラーは1位が「ホワイトダイヤモンド」(31%)、2位がテーマカラーの「ヤマブキオレンジメタリック」(24%)、3位が「グラファイトグレーメタリック」(22%)と続きます。
前述の三菱スターキャンプ会場では、ヤマブキオレンジメタリックとグラファイトグレーメタリックが二大勢力となっていました。
まだまだ納車待ちというオーナーも多く、次回のスターキャンプ会場では新型トライトンの姿もさらに増えることが期待できそうです。
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