ホンダ「プレリュード」復活で「スペシャルティカー」に熱視線! トヨタ「ソアラ」待望論も!? 一体どんなモデル?
3代目以降は海外市場がメインに
1991年にソアラが3代目へとモデルチェンジしたとき、その姿に驚かされたクルマ好きは多かったことでしょう。
というのも、アイデンティティともいえる直線ベースのスマートなスタイリングとは似ても似つかない、ボリューミーで丸みを帯びた新たな装いで登場したからです。
ボディは完全な3ナンバーサイズに拡大され、搭載エンジンには2.5リッター直列6気筒ターボに加え、「セルシオ」用の4リッターV型8気筒を設定。
全般的に上級移行したのは、3代目ソアラがレクサスブランドで海外でも販売されることが既定路線だったため、国際的な競争力を向上するためにいっそうの高級化が図られた結果でした。
翌年に排ガス規制を控えてスポーツカーやクーペに逆風が吹き荒れる2001年、4代目へとモデルチェンジ。電動格納式ハードトップを備えるオープンカーへと転身しました。
これは海外(レクサス)での販売強化を見据えたからと言われており、エンジンは4.3リッターV型8気筒のみに絞られ、トランスミッションはMTを廃止してATのみにするなど、よりラグジュアリーに振ったクルマになりました。
ちなみに、日本においても2005年のマイナーチェンジを機にレクサスブランドへと移行され、「SC430」の名称で販売されるようになりました。
結果として、四半世紀、4世代で幕を閉じたソアラですが、実際のところ復活を望む声はどの程度あるのでしょうか。
ネオクラシック(旧車)を多く扱う中古車販売店のスタッフは、次のように話します。
「ソアラを購入されるお客様は、欲しい年代のモデルを『決め打ち』で買いにいらっしゃる方が多いです。
ほかのクルマはもちろん、ソアラのほかの世代にすらあまり目移りしない傾向があり、もしも新型が登場しても選択に悩まないのかもしれません。
むしろソアラを知らない新たな方が購入を希望される気がします」
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ソアラの元オーナーにも話を聞いてみたところ「復活したらまた乗りたい」という声もありますが、レクサスブランドへと移行した関係もあって「新型は見たいが、今さら戻ることはない」という意見も。
高級クーペには憧れても、シルビアやセリカのような“熱望”という段階までは至っていないようです。
YouTuberカンクロウの大ファンである私もソアラ好きなので、是非クラウンソアラでも単独でも復活して欲しいです!
トヨタは、是非日本のスポーツカーの系譜を未来へと継承してもらいたいと思っています!