大人気の「SUV」ランキングに異変あり!? “爆売れ”した「めちゃオシャ」SUVとは?

日本自動車販売協会連合会が発表した2024年上半期の「新車統計データ 乗用車ブランド通称名別順位」をもとに、新車販売台数の多かったSUVトップ3を紹介します。

大人気な「SUV」トップ3とは?

 SUVはSport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の頭文字からきており、昨今のクルマ事情において、街中からレジャーまで幅広い用途に使える利便性から多くのユーザーに人気です。
 
 そんななか、日本自動車販売協会連合会は2024年上半期の「乗用車ブランド通称名別順位」を発表し、現在注目されているクルマが明らかになり、SUVも上位50位内に多くランクインしています。
 
 今回はそのランクインしているSUV上位3台を紹介します。

まさかの大波乱!? 大人気SUVトップ3とは?
まさかの大波乱!? 大人気SUVトップ3とは?

●第3位 ホンダ「ZR-V」

「ZR-V」は、現行「シビック(11代目)」をベースにしたSUVで、2023年4月に登場しました。

 ボディサイズは全長4570mm×全幅1840mm×全高1620mmで、同社のSUV「ヴェゼル」よりも一回り大きめのサイズ感です。

 エクステリアは、流れるようなフォルムとスポーティなスタンスが特徴的で、縦型のバーチカルグリルやシャープなヘッドライトが高級感を演出しています。

 インテリアには、横に広がるインストルメントパネルを採用し、運転席と助手席の間にはハイデッキセンターコンソールを配置してパーソナルな空間を提供。

 また、パール調プライムスムースと呼ばれるガラスパール素材が使用され、光の反射で内装の色が変化することで、車内に華やかさと高級感をプラスしています。

 パワートレインには、1.5リッターターボエンジンと2リッターハイブリッド(e:HEV)の2種類があり、特にハイブリッドモデルには「スポーツe:HEV」が搭載されています。

 このシステムは、シビックのハイブリッドモデルでも高く評価されており、V6エンジンに匹敵するトルクを発揮し、力強い走りを提供します。

 駆動方式はFFまたはAWDから選択可能です。

 価格(消費税込、以下同)はガソリンモデルが320万8700円から402万8200円、ハイブリッドモデルが355万8500円から450万6700円です。

 なお2024年上半期における新車登録台数は2万3333台を記録しており、乗用車ブランド通称名別順では18位にランクインしています。

●第2位 トヨタ「ハリアー」

「ハリアー」は「スポーツ・ユーティリティ・サルーン」をコンセプトに開発されたミドルサイズのSUVで、初代は1997年に発売されました。

 高級サルーンの乗り心地と快適性を兼ね備えたパッケージが、多くのユーザーの心を掴み、高級クロスオーバーSUVというジャンルを確立させたモデルです。

 現行モデルとなる4代目は2020年にデビュー。

 エクステリアは、SUVならではのたくましさのなかに、美しさが光るクーペフォルムのデザインが特徴です。

 一方インテリアは、パイピングオーナメントを採用したインストルメントパネルや末端部分にあるメタルラッチ加飾、乗馬の鞍をイメージさせる幅広いコンソールなど、上質感のある空間を演出しています。

 パワートレインは、2.0リッターダイナミックフォースエンジンとダイレクトシフトCVTを搭載したガソリンモデルと、2.5リッターダイナミックフォースエンジンにトヨタ独自のハイブリッドシステム「THS II」を組み合わせたハイブリッドモデル、同じく2.5リッターエンジンを搭載するプラグインハイブリッドモデルの3種類がラインナップ。

 駆動方式はガソリンモデルとハイブリッドモデルはFFと4WD(ハイブリッドモデルは電気式4WDシステム)から選択することができ、プラグインハイブリッドモデルはE-Four(電気式4WDシステム)が採用されています。

 価格は、ガソリンモデルが312万8000円から453万8000円、ハイブリッドモデルが411万9000円から514万8000円、プラグインハイブリッドモデルが620万円です。

 なお、2024年上半期における新車登録台数は3万5294台を記録しており、乗用車ブランド通称名別順で10位にランクインしています。

●第1位 ホンダ「ヴェゼル」

「ヴェゼル」は2013年から販売されているコンパクトSUVです。

 初代では「艶・Crossover」をコンセプトに、SUVの持つ力強さと安心感、クーペの艶やかさとパーソナル感、ミニバンの快適性と使いやすさの融合を目指したといいます。

 現行モデルとなる2代目は2021年から販売されています。

 エクステリアは、初代のコンセプトを継承したSUVの力強さと美しいクーペプロポーションを融合させたデザインです。

 一方インテリアには、広い視界で見やすく、シンプルながら美しい水平基調のデザインが採用されています。

 パワートレインは、静粛性の向上と高出力化を両立させた、新開発の1.5L DOHC i-VTECエンジンを搭載したガソリンモデルと、モーター走行を中心に様々なドライブモードを使い分けるホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載したハイブリッドモデルの2種類を設定。

 駆動方式に関して、ガソリンモデルは4WDのみ、ハイブリッドモデルではFFと4WDから選択することができます。

 価格はガソリンモデルが264万8800円、ハイブリッドモデルが288万8600円から377万6300円です。

 なお、2024年上半期における新車登録台数は4万4164台と、同社の人気コンパクトミニバン「フリード(3万8429台)」を超え、ホンダ車のなかで最も多い台数を記録。

 乗用車ブランド通称名別順では5位にランクインしています。

※ ※ ※

 なお、本ランキングはトヨタ「ヤリス」や「クラウン」などのSUV派生モデルを有する車種を除いた、SUV単体で展開されている車種のみのトップ3となります。

【画像】「えっ…!」これが「人気ナンバーワンのSUV」です!(30枚以上)

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1件のコメント

  1. なんちゃってファミリーsuvが
    歴史ある本格suvの上行くのは
    別に驚きじゃないですけどね
    毎日、オモロネタ 楽しませてもらってます

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