6速MT! 日産「V37スカイラインGT-R」現る!? 見た目「フロント・リア」で違和感MAX! 斬新過ぎる「謎の個体」とは

中古車市場にて、一見、「GT-R」にしか見えない日産「スカイライン」が中古車市場で販売されています。一体どのような車輌なのでしょうか。

見た目はGT-R、中身はスカイライン!?

 中古車市場にて、異様な「スカイラインGT-R」が登場しています。
 
 フロントはGT-R(R35)ながらリアはスカイライン(V36)ですが、どのような個体なのでしょうか。

「V37 スカイラインGT-R」じゃん! 謎の個体とは(画像提供:FLOAT)
「V37 スカイラインGT-R」じゃん! 謎の個体とは(画像提供:FLOAT)

 スカイラインは1957年に初代が登場して以降生産され続けている日産の中でも長寿のシリーズで、スタイリッシュなインテリアと高い走行性能を高く評価されてきたクルマです。

 一方でGT-Rは元々「スカイラインGT-R」というスカイラインのグレードの一つでした。しかし、2007年に「NISSAN GT-R」として別車種として展開されています。

 今回、掲載されたGT-Rの見た目を持つスカイラインを販売しているのは埼玉県で中古車を販売している「FLOAT」です。

 前述のようにフロントは現行GT-Rの顔ですが、リアのテールライトは先代スカイラインです。

 実はこの個体は、先代スカイラインに現行GT-Rの顔を移植したもの。なお先代スカイラインは2008年にマイナーチェンジした12代目です。

 正面から見るとGT-Rにしか見えないスカイラインとなっています。

 なおサイドスポイラーやリアウィングなども装着し、ライトはプロジェクター式HIDヘッドライトを採用。

 さらに、足元はGT-R純正アルミホイールに変更されています。

 なお先代スカイラインのグレードは、3.7リッター「VQ37VHR」エンジンを搭載した「370GT TypeS」。

 走行距離は約11.5万km、ボディカラーはホワイトで年式を感じさせない見た目を維持しています。

 その他のカスタマイズはBLITZ車高調キットや柿本改スポーツマフラーなどを装着。

 今回、なぜこのようなクルマを取り扱うことになったのか、取り扱い元であるFLOATの担当者は以下のように話します。

「このクルマはオーナーからの委託販売という形で販売しています。

 現在はフロント部分をGT-Rに変更した車両を販売していますが、ご依頼があればリア部分をGT-Rに変更したスカイラインも作成する予定です」

※ ※ ※

 今回のGT-Rの外装を装着したスカイラインは255.8万円(税込)にて取り扱われています。

【画像】カッコいい! これが「V37 GT-R!?」です。(46枚)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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