ヘッドライトの黄ばみが酷いと車検NG? 「古臭い」印象は払拭出来る? 「自分でも出来る」 効果的な解決方法
黄ばみをどうにかしたい…!きれいにするための対処法とは
劣化により黄ばみや曇りが気になるヘッドライトですが、きれいな状態に戻すことはできるのでしょうか。
関東のカー用品店の担当者は、次のように話しています。
「多くのカー用品店ではヘッドライトクリーナーを取り扱っているので、それらを使用するとよいでしょう。
ヘッドライトクリーナーにはコンパウンドと呼ばれる研磨剤が含まれており、汚れやキズを消すことができます」
クリーナーに使われるコンパウンドは、傷や汚れがついた部分を削ることで表面を滑らかにし、きれいな見た目に修復する機能を果たしています。
さまざまなメーカーから販売されているので、クルマの状態や使いやすさに合わせたものを選ぶとよいでしょう。
カー用品店で1000円ほどで購入できるので、コストもそこまでかかりません。
黄ばみや傷の状態がひどくなければ、市販のものでも十分に効果があります。
ただし、曇りが悪化しているものである場合は、市販のものでは落ちきれないかもしれません。
その場合、カー用品店などにカーケアを依頼する、もしくはヘッドライト自体を交換することが推奨されます。
また、国産メーカーの販売店でもヘッドライトの研磨やコーティングに対応しているところもあるので、行きつけの店舗に相談してみるのもいいかもしれません。

一方で、ヘッドライトクリーナーでせっかくきれいにしても、日が経てばまた劣化によって黄ばんでしまいます。
そのため、黄ばみ自体を防止する措置が重要です。
これについて、前出の担当者は次のように話しています。
「ヘッドライトクリーナーのなかでも、黄ばみを落とすための洗剤だけが入っているものと、洗剤とコーティング剤がセットで入っているものの2種類がございます。
このコーティング剤というのはヘッドライトにとっての日焼け止めみたいなものです。
磨いてきれいな状態にしたとしても、日焼け止めを塗らなければまた紫外線により傷がついてしまいます」
コーティング剤は、ヘッドライトを紫外線から守る役割を果たしています。
そのため、長期的な目で見ると、クリーナーと同時にコーティング剤も使用するほうが有効だといえます。
ただし、そのコーティング自体も日数が経つごとに劣化していくので、こまめにケアをするのがよいでしょう。
※ ※ ※
ヘッドライトが黄ばんでいると、ライトの光がきちんと届かず、安全性に欠けてしまいます。さらに、車検で引っかかってしまうおそれも。
そのため、状態に合わせてこまめなケアを行うことが大切です。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。






















