ホンダの「和製スーパーカー」公開へ! 40年ぶり復活の「超コンパクトモデル」! V6&MT搭載の「MRクーペ」米にまもなく登場

40年ぶりに「HP-X」が復活!

 そして2024年7月31日、ホンダの北米部門「アメリカンホンダモーター」は、HP-Xを「ペブルビーチ・コンクールデレガンス」に展示することを発表しました。

 ペブルビーチ・コンクールデレガンスとは、初開催から70年以上の歴史を誇るコンクールイベントです。

ピニンファリーナが手がけたホンダのスーパーカー「HP-X」
ピニンファリーナが手がけたホンダのスーパーカー「HP-X」

 毎年8月、アメリカ・カリフォルニア州モントレーでは様々なクラシックカーのイベントが行われ、その週は「モントレー・カーウィーク」と称されます。

 中でも、最終日にペブルビーチで開催されるペブルビーチ・コンクールデレガンスは、これらのラストを飾る重要なイベントとして知られています。

 同イベントではメーカーや車種、周年記念など数多くの「クラス」が毎年趣向を変えて設けられており、2024年は「ウェッジシェイプコンセプトカー&プロトタイプクラス」を設定。

 そこでホンダはHP-Xを、このクラスに出展することにしたとのことです。

 HP-Xは今回の展示にあたって、40年ぶりにピニンファリーナの工房に戻り大規模なレストアを受けて復活を果たしました。

※ ※ ※

今年のペブルビーチ・コンクールデレガンスは現地時間の8月18日に開催されます。

 今なお斬新で美しく、多くの人を惹き込む魅力があるHP-Xは、イベントで大いに注目されることでしょう。同クラスでの受賞に期待したいところです。

 なおペブルビーチ・コンクールデレガンスへの日本車展示は50年ぶり。こちらも大きなトピックといえます。

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Writer: 遠藤イヅル

1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター・ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持ち、コピックマーカーで描くアナログイラスト、実用車や商用車・中古車、知られざるクルマの記事を得意とする。

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