日産「テラノ」顔の本格「クロカン車」初公開! 大排気量「V6」搭載でめちゃ楽しそう! 顔面刷新の新型「フロンティア」米で今秋登場へ
日産の米国法人は2024年8月5日、ピックアップトラックの新型「フロンティア」2025年モデルを発表しました。かつて日本でも売られていた「ダットサントラック」の系譜を受け継ぐモデルですが、どのような進化をしたのでしょうか。
タフさを増した新「ゴツ顔」デザインに進化!
2024年8月5日、日産のアメリカ法人(以下、米国日産)は、マイナーチェンジを実施した新型「フロンティア」2026年モデルを初公開しました。
タフさを増した新デザインを採用したほか、けん引性能の向上を図るなどの変更をおこなっています。
日産が古くから展開する「ダットサントラック」の流れをくみ、グローバル展開されるピックアップトラックがフロンティアです。
国や地域によっては「ナバラ」など別車名で売られているほか、車体などのバリエーションも仕向け地に応じた複数のラインナップが揃っています。
なかでも北米仕様は車体も大型化され、独自のスタイルで進化し続けてきました。
そんなフロンティア・北米向けモデルの現行型は、2021年9月に米国で発売されています。
ボディサイズは、全長5339mm×全幅1854mm×全高1811-1831mm、ホイールベース3200mmで、キングキャブ仕様とクルーキャブ(4ドア)仕様を設定するほか、クルーキャブのロングホイールベース仕様(全長5692mm×全幅1854-1897mm×全高1811-1851mm、ホイールベース3551mm)も用意されます。
パワートレインは、最高出力310馬力・最大トルク281lb-ftの3.8リッターV型6気筒ガソリン直噴エンジンを搭載して9速ATと組み合わせ、駆動方式は2WDと電子制御のパートタイム4WDが選択可能です。
新型フロンティア 2025年モデルは、グリルやバンパーなどフロント周りを中心にしたデザイン変更が実施されています。
その結果、従来モデルに比べ、より角ばったタフな印象を強めています。
装備面では、全グレードにテレスコピックステアリングやスライド式リアウインドウ、サングラスホルダーが標準装備化され、運転席・助手席パワーシートの採用を拡大するなど、快適性を高めています。
加えて、上位グレードには12.3インチの大型ディスプレイを備えたタッチスクリーンインフォテイメントシステムも追加されました。
ワイヤレスApple CarPlayに加えワイヤレスAndroid Autoも追加され、スマートフォンとの連携も強化されています。
さらにインテリジェント アラウンドビューモニターにオフロードモードを追加し、低速で悪路を走行する際の障害物検知に役立てます。
また新型フロンティア 2025年モデルでは、クルーキャブのロングホイールベース仕様がグレード構成を拡大しています。6フィート(約1829mm)の荷台を備え、積載性を高めています。
さらに2024年モデルに対しけん引能力を約500ポンド(約227kg)増加させ、最大トレーラー積載量は7150ポンド(約3243kg)となりました。
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新型フロンティア 2025年モデルは米国で2024年夏後半より各日産ディーラーへの入荷を開始する予定で、販売価格については正式発売日までに発表される予定としています。
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