「アルファード」より豪華!? 全長5.3mのトヨタ「グランビア」がスゴい! 8人乗れる豪の“高級ミニバン”どんなモデル?
日本でかつて販売されていたトヨタ「グランビア」ですが、今でも海外モデルにその名前が残っており、オーストラリアでは高級ミニバンとして2代目モデルがラインナップされています。どのようなモデルなのでしょうか。
豪華な特大ミニバン「グランビア」とは?
現在、高級ミニバンのなかでも圧倒的な人気を誇るのがトヨタ「アルファード」です。
初代アルファードは2002年に登場。それまでトヨタの大型ミニバンとして「グランビア」が存在していましたが、高級車ではなく、「ゆとりのある大きなワゴン」という位置づけでした。
そして、初代アルファードと入れ替わるように、グランビアは2002年5月に国内販売を終了します。
しかし、海外ではグランビアを名乗るモデルが引き続き販売されています。
トヨタのオーストラリア法人は、2019年5月に2代目となるグランビアを発売。
同車は、日本には導入されていない海外モデルの「300系ハイエース」をベースとした高級ミニバンで、タイでは「マジェスティ」という車名で販売されているほか、日本でも一部仕様を変更したモデルを「グランエース」としてラインナップしています。
300系ハイエースは日本で販売されている200系ハイエースとは異なり、セミボンネット型のボディを採用。
短いボンネットを持ち、エンジンはフロントに配置。乗り降りがしやすく、車内空間も広く確保しています。
そんな300系ハイエースのパッケージを生かしつつ、グランビアは快適かつ先進的な空間を想起させる外観を採用。
全長5300mm×全幅1970mm×全高1990mmという大型ボディに、豪華で堂々としたエクステリアデザインを実現しました。
内装は、大型ドアトリムポケットや大型シート下収納など、機能性を高めるとともに、人に安心感を与える快適なデザインを採用。
乗車人数は3列シート6人乗りを基本とし、4列シート8人乗りも選択可能。いずれも広々とした室内で、ゆったりと移動することができます。
エンジンは130kW/450Nmを発生する2.8リッターターボディーゼルを搭載。トランスミッションは6速ATが組み合わされます。
2022年8月に行われた改良では、ドライバーの疲労軽減に貢献する「運転席パワーランバーサポート」を装備するなど、快適性能が向上しました。
グレードは2つあり、上級の「VX」では運転席のパワーシートや2列目・3列目のオットマン、両側電動スライドドア、ナノeエアコン、リアサンシェードなど、快適装備や便利な機能などを装備します。
ブラック基調のインテリアカラーを採用し、ブラックレザーシートまたはベージュレザーシートが選択できます。
オーストラリアでのグランビアの価格は6万5250豪ドルから7万5950豪ドル、日本円で約634万円から約738万円です。
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