マツダは2024年8月1日、新型「MAZDA3（マツダスリー）」改良モデルを発表しました。
　
　10月上旬の発売を予定しています。

　MAZDA3は2003年に登場した中核モデルです。マツダの世界戦略モデルとしてラインナップされており、日本では当初「アクセラ」として発売されています。

　現行型は4代目で、2019年に登場しました。アクセラの名称が廃止され、グローバルの車名に統一されたほか、新世代のマツダ商品の第一弾モデルとして「魂動デザイン」の採用や、質感の向上を図っています。

　ラインナップは5ドアハッチバックボディの「ファストバック」に加え、4ドアセダンの「MAZDA3 セダン」も用意。

　パワートレインは、1.5リッターガソリンエンジンのほか、2リッターマイルドハイブリッド「e-SKYACTIV G 2.0」「e-SKYACTIV X 2.0」、そして1.8リッターディーゼルターボエンジン「SKYACTIV-D 1.8」の4タイプを設定しています。

　このうち、ファストバックの2リッターマイルドハイブリッドには、2タイプともに6速MTも用意されます。

　今回の改良では、グレード体系整理のほか、セットメーカーオプションの変更、機能装備の強化などが図られました。

　ファストバックでは、ベースグレード「15C」、装備が充実したメイングレード「15S S Package」「XD S Package」、上質グレード「20S Touring」「X Touring」「XD Touring」、レトロかつスポーティな仕立てとした特別仕様車「15S Retro Sports Edition」 「20S Retro Sports Edition」「XD Retro Sports Edition」の4タイプ構成となっています。

　セダンでは、メイングレード「20S S Package」「XD S Package」、上質グレード「20S Touring」「XD Touring」、特別仕様車「20S Retro Sports Edition」「XD Retro Sports Edition」の3タイプ構成です。

　従来の「Proactive」や「Black Tone Edition」、「Proactive Touring Selection」などは廃止されました。

　セットメーカーオプションはアルミホイールとドアミラーカバーを黒色に変更でき、精悍な表情とした「ブラックアピアランスパッケージ」を設定。ファストバック・セダンの「S Package」系グレードで選択できます。

　機能装備では、ファストバックの「15C」を除く全モデルで、エアコンや電話、ナビゲーション操作が可能な「Amazon Alexa（アマゾン アレクサ）」を採用しました。

　また、ネットワークを通じて施設情報や周辺駐車場の空き状況などの最新情報を参照できる「マツダオンラインナビ」、後席の乗員取り残しや、荷物の置き忘れ防止のために、ドライバーへ注意喚起する「リアシートアラート」も新たに装備され、機能の向上を図っています。

　新型MAZDA3改良モデルの価格（消費税込）はファストバックが220万9900円から398万6400円、セダンが257万7300円から326万5900円に設定されています。