スズキ新型「スペーシア“ギア”」初公開! 「スペーシア」と何が違う!? 「タフでオシャレ」な精悍「軽SUVワゴン」ついに登場へ
スズキが2024年7月25日に公開した、新型「スペーシアギア」の先行情報。内外装などが明らかになりましたが、新型「スペーシア」とはどんな違いがあるのでしょうか。
「スペーシア」に続いてついに出た!「ギア」の全面刷新モデル
スズキは2024年7月25日に、新型「スペーシアギア」のティザーサイトを公開しました。昨年11月にフルモデルチェンジを遂げた「スペーシア」とはどんな違いがあるのでしょうか。
軽スーパーハイトワゴン「スペーシアギア」は、「スペーシア」にSUV風のタフなエクステリアが加わったもので、2018年に登場しました。
スペーシアは初代モデルが2013年にデビュー。十分な全高により広大な室内空間が確保され、両側スライドドアを装備して乗り降りしやすいなど、その利便性が好評を博しました。同系車種ではホンダの「N-BOX」とあわせて販売台数でも上位を争い、ロングセラーとなっています。
スペーシアの現行型は、2023年11月に6年ぶりフルモデルチェンジを遂げた3代目です。デザインを一新し、LEDヘッドランプの採用やフロントグリルの大型化、側面は奥行き方向へ一体感を持たせたピラー塗色(黒で統一)などの変更点があります。
さて、スペーシアがフルモデルチェンジされてから、「スペーシアギア」のほうも新型の発表が期待されていました。そんな中いよいよ今回、ティザーサイトが公開されたのです。
では、通常のスペーシアとの違いを見ていきましょう。
先代とおなじく、見た目は通常モデルと「ギア」で大きく異なり、やはりSUV風の「タフさ」が全面に出たデザインとなっています。
フロントグリルガーニッシュが横一直線の通常モデルに対し、「ギア」は縦部材が左右に3本ずつ配されるのが最大の特徴。これは先代「ギア」の「うろこ模様」と比較しても大きな変化といえ、より存在感を高めたデザインに進化しています。
もうひとつの「ギア」ならではの特徴であった「丸目ヘッドライト」も健在です。
フロントデザインで目を引くのが、バンパー部のボディカラーによる「くびれH型デザイン」です。くびれの外側に、縦にウィンカーとフォグランプが収納されています。
その他、タフ感を感じさせる「ギア」ならではのデザインが、側面下部にあるサイドガーニッシュで、赤地に「GEAR」のロゴが誇らしげです。さらにホイールデザインもゴツい十字型で、リアバンパーもいかにもタフな形状です。
内装にも細かいところで通常モデルとの違いがわかります。
まず、フロントではインパネ下部に内装色が施されています。ボディカラーとのお揃いなのかなど詳細はまだ公開されていません。なお「スペーシア カスタム」でも同様に内装色がありますが、「ギア」ともまた違っています。
さらに、シート地は撥水加工ファブリックシートとなっており、表面のデザインパターンも独特の波状となっています。またラゲッジフロアが防汚タイプとなっているのも「ギア」ならではでしょう。
もちろん、「スペーシアギア」の特色である、アウトドアに特化したカスタマイズも健在です。ルーフのベースキャリア&カーゴラックアタッチメントのほか、ペットサークル、リラックスクッション、デコステッカーなどで「自分らしさ」を高めることができます。
3代目スペーシアで登場した、後席の「マルチユースフラップ」は、新型スペーシアギアでも採用されています。座面の先端に内蔵されたフラップが、シートから分離して伸縮し、角度調整も可能にすることで、オットマンや座面に置いた荷物を支えるストッパーなど、さまざまな使い方が可能な装備です。
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パワートレインや各種装備、さらにグレード展開や価格、発売時期は今回は未発表で、まだまだ一部が明らかになっただけの新型「スペーシアギア」。しかし今回のティザーでも、3代目「スペーシア」とは違う魅力を数多く発見することができます。続報が待たれるところです。
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緑のコンセプトカーは、カッコ良かった。