日産の斬新「SUVミニバン」がスゴイ! 最新「エクストレイル顔」に驚き! 全長“5m級ボディ”の謎「エルグランド」&ブルーバード顔「キューブ」に熱視線!

2024年6月に開催された「奈良日産WonderLand 5th」に、日産京都自動車大学校は「エルグランドグラシア」と「キューブ」のカスタム仕様「SETO」を展示しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。

「#新型エルグランド」で話題となった謎の「SUVミニバン」とは?

 2024年6月に奈良県奈良市で開催された「奈良日産WonderLand 5th」で、日産が運営する日産京都自動車大学校は、「エルグランドグラシア」と「キューブ」のカスタム仕様「SETO」を展示しました。
 
 これらの車両にはどのような特徴があるのでしょうか。

「#新型エルグランド」で話題となったエクストレイル顔ミニバンとは
「#新型エルグランド」で話題となったエクストレイル顔ミニバンとは

 奈良日産WonderLandは奈良日産が主催するイベントで、会場内には歴代の日産車が展示されたり、ニスモグッズが販売されたほか、同時に試乗会も開催されていたりなど、日産ファンにはたまらないイベントです。 

 そのなかで、日産京都自動車大学校では次期型「エルグランド」を意識した「エルグランドグラシア」というモデルが披露されていました。

 このモデルを手掛けた日産京都自動車大学校は、将来の整備士など自動車業界の人材を育成しており、その中にカスタマイズ科があります。

 カスタマイズ科では毎年、東京オートサロンや大阪オートメッセに向けて学生がカスタマイズカーを製作しています。

 2023年12月7日にカスタマイズ科の公式SNSには「#新型エルグランド #newエルグランド」というハッシュタグとともにエルグランドグラシアが投稿され、大きな話題となりました。

 この車両は現行エルグランドをベースに、フロント周りには最新の「エクストレイル」のフェイスを移植したのに加えて、バックドアとウィングには「アリア」の部品を使用。

 オリジナリティがありながらも自然で、現代の日産車らしいエクステリアにまとめられています。

 またルーフテントを備えるほか、車高を4cmアップしてブロックタイヤを履かせるなど、アウトドア要素も取り入れられています。 

 日産の代表的なミニバンであるエルグランドは、ここ数年特に次期型に関する噂が絶えません。

 実際に日産は次期型を示唆する「ハイパーツアラー」を、2023年10月に開催されたジャパンモビリティショー2023で発表しています。

 現行の3代目エルグランドは2010年に登場して以来、2024年現在までフルモデルチェンジをしていないため、次期型への期待と噂が常に飛び交っています。

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 そのほかブース内にはキューブをベースとしたSETOも展示されていました。

 SETOは、カスタマイズ科の7期生が製作したことから、フランス語の「7」に由来しています。

 キューブ(Z12型)をベースに、フロントやリアには「ブルーバード(410型後期)」の部品を使用。

 ブルーバードのテールランプを横向きに配置したり、バックドアのハンドルにはブルーバードのレトロな部品を用いたりなど、細部まで拘りが詰まっています。

 また、オリジナルで調色したボディカラーは、夕方から夜にかけての時間帯をイメージしたとのことです。

 これらのユニークなクルマを生み出した日産京都自動車大学校ですが、今後どのようなカスタマイズカーを製作していくのか注目です。

【画像】超カッコイイ! これが新型「エルグランドグラシア」です!(50枚以上)

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