日産「新型SUV」初公開! “黒すぎ顔”が超カッコイイ「“タフ”モデル」! オシャベージュ&豪華内装の「ロッククリークE」米で登場も日本は?

2024年7月8日、日産の北米法人は新型「ローグ ロッククリークエディション」を初公開しました。同車は日本では「エクストレイル」として販売される「ローグ」の本格オフロードモデルですが、マイナーチェンジを遂げた新たなモデルでもあります。日本での展開はないのでしょうか。

日本でのマイナーチェンジはいつ?

 日産のクロスオーバーSUVとして高い人気を誇っている「エクストレイル」。現在は4世代目のモデルが現行車種として2022年より販売されており、e-POWER専売モデルとなったほか、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載し、よりプレミアムなモデルとなるなど、大幅な進化をしています。

顔が真っ黒!
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 そんなエクストレイルの実質的な兄弟車関係となるのが、北米市場で販売されているローグというモデルです。

 このローグはエクストレイルよりも早い2020年に発表されており、当初は2.5Lの直列4気筒エンジンを搭載するガソリンモデルとして登場するなど、パワートレインこそ違いがありますが、エクステリアのデザインなどはエクストレイルとほぼ同等のものとなっています。

 そのローグの2025年モデルに「ロッククリークエディション」なる新グレードが追加されたことが2024年7月8日に発表されました。

 このモデルはローグに更なるラギットさをプラスしたものとなっており、バハストームと名付けられたベージュ系のアースカラーに代表される印象的なボディカラーや、シルバーのアクセントが特徴的なユニークなグロスブラックのフロントグリル、溶岩を意味するラバレッドのアクセント取り入れられたフロントフェイシアやルーフラック、ホイールアクセントなどが取り入れられています。

 またインテリアにもラバレッドのアクセントが追加されているほか、一定の条件下においてハンズオフドライブを可能とするプロパイロット2.1も用意されるなど、北米日産を代表する先進的なクロスオーバーSUVとなっているのです。

 そんなローグですが、実は日本のエクストレイルに先駆けて2023年10月にマイナーチェンジを実施。内外装のデザインのリファインのほか、アルミホイールのデザインも一新されています。

 また車内エンターテイメントには日産車として初めて一部グレードにGoogleアシスタント、GoogleマップなどGoogle Playのさまざまな機能を含むGoogleを搭載し、車載通信機によってスマートフォンなどをペアリングしたり接続することなく使用可能となりました。

 これによりGoogleアカウントにサインインしていれば、Googleマップに登録している住所や興味のある場所をシームレスに選択できるなど、より使い勝手が向上しているのもポイントです。

 日産ローグには2022年モデルから2.5Lエンジンに変わって1.5LのVCターボエンジン(およそ201HP/305N・m)を搭載するなど、パワートレインは日本のエクストレイルと異なっていますが、日本のエクストレイルも遅れてマイナーチェンジが実施されると予想されています。

 ただエクストレイルは今年5月に仕様向上を実施し、90周年記念車を設定したばかりですので、マイナーチェンジ実施までは少し時間がかかると思われますが、そのときは「ロッククリーク」のようなワイルドな仕様も追加されることを期待したいところです。

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Writer: 小鮒康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。

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