ホンダ「高級ミニバン」が復活! 「めちゃ豪華」だけど「めちゃ機能的」!? デビュー30周年の「オデッセイ」最新版どう「変わった」?
ホンダの上級ミニバン「オデッセイ」は、2023年冬に商品改良を行い、一時休止していた販売を再開しました。最新版オデッセイはどのようなクルマなのでしょう。その「使い勝手」について紹介します。
1994年デビューから30周年! 5代目はどんなクルマになった!?
多人数乗車で移動するプライベートな空間として、また、多彩なシートアレンジを駆使して荷物をたくさん運べるミニバンは、日本人ならではのきめ細やかな配慮が行き届いたクルマづくりで、いまや世界の様々な市場で受けいれられています。
そこで今回は、2023年冬に商品改良を行って販売を再開したホンダの上級ミニバン「オデッセイ」の“使い勝手”に迫ります。
初代オデッセイはホンダの「クリエイティブ・ムーバー」として、1994年に登場。中型セダン「アコード」のプラットフォームを応用して作られたミニバンとして、たちまち大ヒットを遂げました。
その後、2004年に最上位ミニバンとして「エリシオン」がホンダのラインナップに加わったことに関連して、前年の2003年にフルモデルチェンジした3代目オデッセイは、機械式駐車場に収まる全高1550mm以下のワゴン的なシルエットに変貌。2008年登場の4代目も、同様のレイアウトを継承しています。
その後エリシオンは生産中止になり、2013年に登場した5代目(現行型)オデッセイは再び背が高い姿に戻っていったのです。
5代目オデッセイは2017年、2020年とマイナーチェンジが行われていましたが、2021年の狭山工場閉鎖の影響で日本での生産をストップ。
2023年に改良されたモデルは生産工場を中国に移管し、再び日本へ輸入されている状況です。
2023年に新登場した最新版オデッセイはガソリンエンジン車を廃止して、全車ハイブリッド車の「e:HEV(イーエイチイーブイ)」のFFに1本化。
エクステリアは、超低床プラットフォームが実現した低く伸びやかなシルエットが特徴です。
フロントまわりはメッキの面積を減らしてフロントグリルが大型化したほか、ブラッククロームメッキをあしらったブラックエディションを設定するなど、ちょっぴりワルなイメージが迫力を感じさせます。
ボディカラーはホワイト、ブラック、グレー系の4色を設定することで、ホンダのフラッグシップミニバンとしての存在感をいっそう際立たせています。
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