全面刷新のホンダ「フリード」登場! 早速乗って驚いた「すごい進化」とは!? 思わず納得の「ミニバンに欲しい使い勝手」がギュッと凝縮

ホンダのコンパクトミニバン「フリード」が、8年ぶりにフルモデルチェンジされました。実際に試乗して、快適性や機能性をはじめ、その進化を確認してみました。

まだまだ!新型フリードの「真骨頂」はこれだ!

 新型フリードの魅力はこれだけではありません。2列シート車は後席をすべてフォールディングして、ラゲッジとフラットにすることができ、車中泊にもピッタリなのです。

室内もかなり進化している
室内もかなり進化している

 ボードの下が大容量収納となって2段で使えるのもありがたい。ラゲッジルーム内にはDC12Vのアクセサリーソケットも標準装備されています。

 またホンダアクセスの純正アクセサリーには、バックゲートを開けた時にタープが3枚まで装着できるテールゲートタープや、天井の高さを活かしたルーフラック、小物収納に便利なトランクサイドボックスなど、アウトドアレジャーを盛り上げるアイテムがたくさん登場しています。

 室内で大きな進化は、2列目・3列目シートの快適性でしょう。とくにリヤクーラーが新たに装備されたのは画期的で、体温の高い子どもや暑がりな人を乗せる場合に大変ありがたいものです。ちょうど1列目と2列目の中間くらいの天井に装備されているので、後ろまで冷たい風がよく通り抜けます。試乗日がちょうど猛暑日だったにもかかわらず、寒いくらいの効き具合を体感できました。

 スペースそのものも、従来より室内長が30mm拡大したことで、1列目と2列目のゆとりがアップ。3列目は横幅も65mm広がっており、ドリンクとスマホが入る収納も装備されています。リヤクォーターウインドウが大きく四角い形状となったため開放感も生まれました。

 大人が3列目シートに座っても体育座りのようにならず、頭上にもやや余裕があると実感。タイヤの真上にきてしまうためどうしても振動は入りますが、不快な突き上げは少なく、快適性も高いと感じました。

 さらに、ミニバンの利点の1つであるウォークスルー機能も、従来はお尻がひっかかってスムーズに進めないポイントもあったのですが、新型フリードだと下半身を気にせずスルリと通れるようになっています。新しくリアクーラーが取りつけられたので、頭上には注意しましょう。

 このウォークスルー強化は、シートの肩口の形状をカットしたり、アームレストを工夫したりといった苦心の結果だそうです。何より、2列目・3列目の乗員からの見通しがよくなり、全員での会話がしやすいと感じました。たとえば2列目のチャイルドシートに赤ちゃんを乗せてママが運転する場合、ママの姿が見えなくて赤ちゃんがグズってしまうことも多いですが、新型フリードの構造なら、互いに姿が見えやすいので安心ではないでしょうか。

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