440万円超え!? トヨタ「高級SUV“ミニバン”」公開! 精悍フェイス×豪華内装がカッコイイ「イノーバ ゼニックス」尼に登場
トヨタのインドネシア法人が2024年7月開催の「インドネシア国際オートショー2024」にて、SUVミニバン「イノーバ ゼニックス」を実車展示しています。いったいどのようなクルマなのでしょうか。
新興国向けクロスオーバーの旗手
トヨタのインドネシア法人は2024年7月17日、ジャカルタ郊外のタンゲランで開催されている「インドネシア国際オートショー2024」にて、SUVミニバン「イノーバ ゼニックス」を実車展示しています。
いったいどのようなクルマなのでしょうか。
3列シートのミニバン「イノーバ」は、2000年代中盤にアジア新興国を中心に投入されました。現行モデルは2020年に登場した3代目です。
そのイノーバの新シリーズとして登場したのが「イノーバ ゼニックス」です。ミニバンとSUVを融合したクロスオーバーモデルとして2022年に登場しました。
プラットフォームには、日本でも展開されるカローラクロスやC-HRにも用いられるTNGAプラットフォーム(GA-C)を採用。コンセプトは「イノベーティブ・マルチパーパス・クロスオーバー」で、耐久性や快適性などあらゆる要素を兼ね備える“マルチに活躍できるクルマ”となっているといいます。
ボディサイズは全長4775mm×全幅1845mm×全高1785mmで、ホイールベース2850mm。シート配置は、3列シート7人乗りもしくは8人乗りの2種類が展開されています。
2リッターガソリン車は、最高出力174PS。ハイブリッドモデル車はこれにモーターを組み合わせて、最高出力186PSを発揮します。
エクステリアは、SUVらしいゴツゴツとした筋肉質な印象のボディに加え、リアはトヨタ「RAV4」の雰囲気も感じる精悍なデザインとなっています。
インテリアは、直線を多用した外観同様タフなデザインの中にシルバーのトリムが各所にあしらわれ、クラスを超えた高級感を備えるほか、電動オットマン付きの2列目シートや開閉可能な大型サンルーフ、イルミネーションライトなどを採用し、ショーファーカーさながらの豪勢な移動空間となっています。
販売価格はガソリン仕様のベースグレードとなる「G」が4億1900万インドネシア・ルピア(約407万円)から、ハイブリッド仕様のベースグレードとなる「G HV」が4億5800万インドネシア・ルピア(約445万円)です。
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2023年11月には「イノーバハイクロス」という名称でベトナム市場にも投入されましたが、「日本でも売ってくれ」「日本で売ったら流行ると思うんだけどなぁ」など、国内導入を希望する声も上がっており、日本展開が期待されている1台です。
今回の「インドネシア国際オートショー2024」は、7月28日まで開催予定。イノーバゼニックスの他には、プリウスHEVやプリウスPHEVのインドネシア展開としての新型モデルが発表されていました。
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