「罰金50万円!?」貼付は必ず! なぜ「車検ステッカー」貼付位置、変わった? 変更から1年の反響、国交省に聞いてみた!
ステッカー貼り付け位置変更から1年経過、状況は?
また、車検ステッカーの貼り付け位置変更から1年が経ちましたが、どれほど多くのクルマに広まっているのでしょうか。
前出の担当者は次のように話します。
「貼り付け位置の取り組みは徐々に進んできていると考えます。
整備工場への理解も進んでいるため、2年車検のクルマの標章の位置は多くが変わってきていると思います。
中には3年車検のクルマもございますので、全てのクルマの検査標章の貼り付け位置が変わるのはあと1年以上かかるのではないかと思います」

現在では、多くの車が変更後の運転席から見やすい位置に変わっていると思われます。
それでは、貼り付け位置が「運転席から見やすい位置」ではなかった場合、罰則はあるのでしょうか。
前出の担当者は次のように話します。
「貼り付け位置に関する法を作ったわけではないので、貼り付け位置が違うことによって罰則を受けることはございません。
ただ、検査標章を貼っていないクルマは50万円以下の罰金が科されるので、今後とも正しく貼っていただきたいです」
多くの車検場はステッカーを貼ってくれますが、中には後日渡されることもあるため、忘れずに貼らなければなりません。
また、検査標章の貼り付け位置を変更したのは、無車検車を減らすという目的があったそうです。
無車検で運行した場合は6ヶ月の懲役または30万円以下の罰金が課されますので、ステッカーを貼ってない場合のように大きな損出となってしまいます。
※ ※ ※
車検ステッカーの貼り付け位置変更から1年が経ちましたが、自動車ユーザーからは賛否両論あるようです。
そもそも 、無車検運行を減らすための変更であるため、ユーザーは定期的な車検を意識づけることが重要であるといえます。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。




























