トヨタ新型「FF最大・最上級セダン」公開! “顔面ほぼグリル”な「プロナード」後継機! 顔面刷新の「アバロン」中国に登場

トヨタと中国第一汽車集団の合弁会社「一汽トヨタ」は2024年7月12日、「アバロン」の新たな改良モデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

トヨタ“新型FF最大・最上級セダン”「アバロン」登場

 トヨタと中国第一汽車集団の合弁会社「一汽トヨタ」は2024年7月12日、セダン「アバロン」の新たな改良モデルを発表しました。

グリルデカイ! トヨタ新型「アバロン」
グリルデカイ! トヨタ新型「アバロン」

 初代アバロンは1994年、アメリカにおけるトヨタブランドの最上級サルーンとしてデビュー。翌1995年、日本でもアメリカ産を輸入するかたちで販売が始まりました。

 FF(フロントエンジン・フロントドライブ)のレイアウトをいかした広い室内が支持され、2000年に2代目となり、日本では「プロナード」を名乗りました。

 現行モデルは2018年に登場した5代目にあたります。中国での生産、販売が始まる一方で、発祥の地であるアメリカでは2023年に「クラウンクロスオーバー」の導入を受けて、生産、販売ともに終了。現在は中国専売車になっています。

 一汽トヨタでのポジショニングは、先ごろ投入された新型「クラウン(セダン)」に次ぎ、ボディサイズは全長4990mm×全幅1850mm×全高1440mm、ホイールベース2870mmです。

 今回の主な改良は、まず上位グレードのフェイスリフトです。大開口グリルを従来の横基調からひし形の網目に変更することで、他グレードとの差別化を明確にしています。また、ボディカラーの新色として濃いグリーン系と金属的な輝きを発するシルバー系を追加しました。

 インテリアでは、ダッシュボード中央にあるディスプレイまわりを変更しています。タブレット調の新しいデザインとし、インフォテインメントシステムの処理能力を従来比で4倍に向上。コネクティッドサービスの拡充を図りました。

 ホワイトレザーにはゴールドのステッチが施されており、見るからに華やかな雰囲気。64色のアンビエントライトは音楽のリズムに合わせて色が変化する機能もついています。

 パワートレインのラインナップも見直されました。2.5リッターガソリンを廃止し、新たに2リッターハイブリッドを追加。2リッターガソリンと2.5リッターハイブリッドの2つは従来通りです。価格は17万8800元(約390万円)からとなっています。

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