余計な119番通報「ガチャ切り」します! 東京消防庁がついに「最終宣告」 熱中症急増で電話が「パンク状態」!? 出動件数は「過去最多レベル」に到達

東京消防庁は1日の出動件数が「過去2位」に達したとして、不要不急な119番通報は「ガチャ切り」しますと宣言しています。

「最後までお話を聞かずに切ります」

 東京消防庁は2024年7月9日、SNSを更新。
 
 一日あたりの救急出動件数が、前日8日に、統計をはじめて以来「過去2番目の多さ」となる3372件(速報値)を記録したと発表しました。
 
 また、通報への対応についても呼びかけをしています。

救急車のイメージ
救急車のイメージ

 7月上旬に入り、2種類の高気圧が同時に訪れたことで、全国各地で記録的な猛暑となっています。静岡県でも40度超えを記録したほか、関東でもほぼ40度に近い気温が観測されています。

 東京都内でも熱中症の症状を訴えて救急搬送される人が多数発生。すでに今月に入って6名の死亡が確認されているともいいます。

 このような「歴史的猛暑」という記録発表とともに、東京消防庁は以下の呼びかけも行いました。

「不要不急の電話については、最後までお話を聞かずに切断する場合があります。他の緊急通報を優先するための措置ですので、ご理解をお願いします」

 同消防庁によると、2023年に受け付けた119番通報は「110万2956件」。これは、現在の統計システムで「集計以降、過去最多」に達したそうです。その中の「2割」を占めたのが、緊急性のない問合せや、消防に関係のないものだったとしています。

 不要不急の119番通報には、「電気が消えなくなった。なんとかしてほしい」「家の鍵を落としたので開けてほしい」「タクシーがつかまらないから来てほしい」といった事例も各地で報告されています。

 同庁は「119番通報がつながりにくい時間帯も発生」しているとし、救急車を呼ぶべきか迷っている状況なら、まず「#7119」に電話してほしいと以前から呼びかけています。

 今回の「ガチャ切り宣言」は、同庁でも昨年から告知していたもの。しかし、記録的猛暑による熱中症で搬送される事例が急増している現在、改めて広く呼びかけた形となります。

 前回の宣言でも、SNS上では「それでいいと思う。決断を支持する」「普段からそれでいい」「公的機関のアカウントでここまではっきりとしたアナウンスがあるとは…本当に危機的状況なんだな」など、同感するコメントが多数寄せられていました。

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1件のコメント

  1. ある程度は話をちゃんときかないと、異様にまわりくどい話をするタイプ相手の時、必要なのに電話きっちゃうというリスクもあるのかな。
    切るという対策より、問題が会った場合のペナルティをしっかりやった方がいい気がする。

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