急坂もスイスイ進む力強さ! 電気で走る小型トラック「eキャンター」試乗で感じたEV活躍の場
2024年6月、三菱ふそうトラック・バスの電気小型トラック「eキャンター」のメディア向け試乗会が行われました。今回の記事では「eキャンター」を試乗した感想について記したいと思います。
キャンターの歴史は60年! 「eキャンター」がさらに道を切り開く
電気自動車で真っ先に思い浮かぶのは、日産の「リーフ」や「サクラ」などの乗用車ですが、昨今では商用車のラインナップも拡充しています。そこで今回は、三菱ふそうトラック・バスの電気小型トラック「eキャンター」に試乗した感想をお伝えします。
「キャンター」は伝統ある小型トラックで、初代モデルは1963年に発売されました。現行型は2010年に登場した8代目で、2017年には、電気自動車になる最初のeキャンターが発売されました。今回試乗する現行eキャンターは、2022年9月に発表され、2023年3月から販売されている新世代モデルです。
新世代eキャンターは、バッテリーを1個から最大3個まで搭載できるモジュール方式を採用しています。駆動用リチウムイオンバッテリーを荷台の下に設置するため、ホイールベース(前輪と後輪の間隔)の長さに応じて、搭載可能なバッテリーの量も変わります。
具体的には、ホイールベースが2500〜2800mmのSサイズでは、1個のバッテリー(総電力量は41kWh)を搭載します。1回の充電で走行できる距離は、ワイドキャブで99km(60km/hの定速走行テスト)です。
ホイールベースが3400〜3850mmのMサイズに2個のバッテリー(83kWh)を搭載すると、ワイドキャブで213kmを走れます。ホイールベースが4750mmに達するLサイズには、3個のバッテリー(124kWh)を搭載すると、ワイドキャブで324kmを走行できます。
配達業務にピッタリのドライバン仕様 乗ってすぐ「儀式」をする必要が?
今回の試乗は、ホイールベースが最も短い2500mmのドライバンで行いました。全長は4820mm、全幅は1920mmの標準キャブです。
バッテリーは1個ですが、標準キャブですから、60km/hの定速走行テストで116kmを走れます。
着座位置の高い運転席に座って試乗を開始しますが、この時にはちょっとした「儀式」が必要です。
スマートキーを携帯して乗車したら、ブレーキペダルを踏みながら、イグニッションスイッチをスタートの位置まで回して保持します(すぐには戻しません)。
しばらくすると、点滅していた緑色のインジケーターが点灯状態に変わり、電気自動車のシステムが起動したことを示します。
この後は、ほかのAT車と同様、セレクトレバーをD(ドライブ)やR(リバース/後退)に入れれば車両を動かすことが可能になります。
セレクトレバーを左側に寄せて「+」側に持ち上げると、減速時の充電が積極的に行われ、回生量(バッテリーに電力を蓄える動作)が増えます。
そのためにアクセルペダルを戻すと同時に、強い減速が行われます。「−」側に下げると、回生量と減速の仕方が弱まります。
運転する際の注意点は、乗用車の電気自動車と違って、ブレーキペダルとの協調回生制御があまり行われないことです。
ライターさんはトラックの乗務経験は有るのだろうか?
永年の乗務経験が有ってのインプレッションなら未だ説得力も有るが、
ごくたまに供されたトラックをチョコチョコ乗っただけで
書かれた印象を呼んだところでピンと来ない。と云うのが率直的感想だ。
しかも、トラックは積載してナンボの車だが
空車での走行では「快適だ」と言われたところで…。
セミトレーラトラクタを、単車状態で乗り回して「加速は抜群だ」と言って居る様なものだ。
ま、細かいこと言ったところでチョーチン記事だからしょうがな
追記「ウエイト」って何キロですか?
また、この車両の積載量は?して、車両総重量は?
肝心な情報無くして、どのように判断するんですかね?