「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」のアジアクロスカントリーラリー2024参戦マシンがテスト走行を実施! 総監督の哀川翔氏とドライバー川畑真人氏の意気込みとは?
俳優の哀川翔氏が総監督を務める「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」は、アジアクロスカントリーラリー(AXCR)に5年ぶりに参戦することを発表していますが、それに先立って2024年6月26日に千葉市にあるオートランド千葉にて公式テスト&カンファレンスを実施しました。
2019年に初参戦して以来5年ぶりに「AXCR」へ挑戦
俳優の哀川翔氏が総監督を務める「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」は「Asia Cross Country Rally(アジアクロスカントリーラリー)」(以下AXCR)2024に参戦することを発表していますが、それに先立って2024年6月26日に千葉市にあるダートトライアルコース「オートランド千葉」にて公式テスト&カンファレンスを実施しました。
AXCRとはアジア各国を基点とした山岳部やジャングル、海岸、プランテーション、サーキットなど、アジアの特徴ある地域、路面状況、自然、気候といった環境の中で毎年8月に開催されているFIA・FIM公認の国際クロスカントリーラリーで、日本からも多くのプロドライバーや著名人が参加していることでも知られています。
「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」は2019年に初参戦してクラス2位となって以来、5年ぶりの挑戦となり、ドライバーは引き続きD1グランプリチャンピオンとしても知られる川畑真人選手がステアリングを握ります。
搭乗する車両は、「アジアクロスカントリーラリー2024 AXCR仕様 TOYOTA LANDCRUISER 150 PRADO FLEX Racing SPEC」と名付けられたトヨタ「プラド(150系)」で、昨年9月に開催された「XCRスプリントカップ北海道」で川畑選手がステアリングを握ってクラス優勝を果たした車両をベースに、AXCR仕様に変更を加えたものとなっています。
“ラリーカーとはいえ、カッコよさも大切”という考えに基づいたスタイル
ベースとなっている車両は2019年にAXCRに参戦したときと同じく150系プラドのV6 4.0Lガソリンエンジンを搭載したモデルですが、当時よりもボディ剛性のアップとさらなる軽量化を実施しています。
車体架装メーカーであるトノックス(神奈川県平塚市)の協力によって、ボンネット、リアドア、リア&クォーターウインドウをFRP化したことで、100kg近い軽量化を実現し、川畑選手に「想定以上に別モノになっている」と言わせるほどの変貌を遂げました。
また車両は2012年式となりますが、“ラリーカーとはいえ、カッコよさも大切”というFLEXの考えによって、エクステリアは最終型仕様に変更され、エアロパーツなども極力装着せず、ユーザーがまねできるスタイルにとどめている点も特徴となっています。
足回りには2400kmという長丁場のラリーに対応するために、キングショックのロングトラベル用ショックアブソーバーを装着し、スプリングはラリー北海道から新たにタッグを組んだHALスプリングを引き続き使用していますが、北海道のフラットダート向けに低く構えたスタイルから一転、コース上に溝や穴もあるというAXCRに合わせて大幅に車高が上げられていました。
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